2023年

2023年度高梁川流域実行委員会表彰式及び作品

予想を上回る1984点の応募がありました。その中から厳正な選考を経て33点の入選作を選びました。
いずれの作品も危機的な地球環境にいかに立ち向かっていくべきか、
こどもたちの熱い思いが伝わってきました。
上位12作品は、障害者の就労を支援する多機能型事業所「ありがとうファーム」と倉敷芸術科学大学のご協力でアート作品に仕上げました。
この作品集を通して子どもたちの声が一人でも多くの方に届き、これからの地球環境がより良いものとなるきっかけになり、地球の活性化にもつながることを願っています。

地域団体の作文コンテストを通して地域の子ど、大人や学校、企業が一つになる地域活性化を目指しております。




受賞作品

※受賞者名をクリックするとその作文に移動します。

最優秀賞

氏名作品名所属
安藤 李紗そうぞう老松小6年

優秀賞

氏名作品名所属
藤井 七海あれ、あれ、こんなところに柏島小1年
渡邉 奏介いなくなってしまったほたる君へ菅生小3年
田村 豪魚好きの僕が守りたいもの倉敷東中3年
森下 心温スナメリのいた海倉敷西中3年

特別賞

氏名作品名所属
平田 あお葉今、自分にできること倉敷南小4年
文屋 あかりミカのすてきな夏休み豊洲小4年
江藤 陽光自然の神たちの願い第四福田小6年
楢村 悠ふざけるな!今までの大人!!倉敷東中2年
今江 康介夏の思い出倉敷南中3年
羽原 和杏海への恩返し味野中3年
寳中 さゆり差出人不明の手紙倉敷西中3年

入賞

氏名作品名所属
杉原 采那おいしい水やきれいな空気をまもろう葦高小2年
森本 珠寧川と海を大せつに玉島小2年
太田 幸希自然を守るためには第五福田小4年
花田 莉歩海の魚万寿東小4年
高山 優波目が覚めたら豊洲小4年
栁本 伊織海でくらす生き物を助けよう豊洲小4年
渡邉 望結ヤバい!地球が危ない第二福田小5年
黒岡 莉乃人間に返ってくる倉敷南小5年
藤村 瑞希魚けいさつしょ~海のゴミ問題~緑丘小5年
岡本 悠海の生物たちを守りたい老松小6年
近藤 那南生き物たちの世界老松小6年
白神 葉子未来の自分へ老松小6年
半田晃太郎みんなに守られている光老松小6年
中上 陽汰高梁川のカッパ琴浦西小6年
藤原 千鶴命の格差第四福田小6年
畝木 暖子青い惑星が老松小6年
藤村 明梨地球にやさしい通学岡山理大附属中1年
岡田 琉生自然という名のみんなの家船穂中2年
江口 彩花豊かな海を未来に残すために真備東中3年
田代 治詩魚になりたい倉敷西中3年
古家 空和地球温暖化に立ちむかう責任倉敷西中3年

最優秀賞

「そうぞう」

倉敷市立老松小学校 6年 安藤 李紗

画:カスミン(ありがとうファーム)

あるひとは  そうぞうしてみた
今はもうない
とあるわく星のきれいなけしき
すきとおるとうめいな「海」があった
美しく広大な「森」があった
すみわたる真っ青な「空」があった
あるひとは そうぞうしてみた
今はもうない
とあるわく星のきれいないのち
数えれないほど「動物」がいた
数えれないほど「魚」がいた
多様にいきる「動物」がいた
多彩にいきる「魚」がいた
あるひとは そうぞうしてみた
今はもうない
とあるわく星のゆたかな「季節」
春夏秋冬「季節」があった
さまざまな「季節」があった
良さがそれぞれ「季節」にあった
あるひとは  そうぞうしてみた
今はもうない
とあるわく星のきれいなけしき
たくさんの島と国があった
今ほど水面は高くはなかった
今ほど暑くはなかった

それはもうずっと遠い昔のこと
まぼろしといわれる世界
自然  動物  地球とよばれた
美しく とおとく かがやく
物語と歴史があった

この物語を
「創造」してしまうのか
「想像」で終わらせるのか
それは
あなたしだい  わたししだい
私たちしだい

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優秀賞

『あれ、あれ、こんなところに」

倉敷市立柏島小学校 1年 藤井 七海

画:王啓旋(倉敷芸術科学大学)

なつやすみのじゆうけんきゅうで、ごみひろいについてしらべました。
そとをあるくとたくさんのごみがめにはいります。
「まま、ここにたばこおちてるー。」
「ほんとだね。でもひろうものがないからもってかえれないね。」
わたしは、とてもざんねんなきもちになりました。
ままが、わたしのかおをみて、
「こんどいっしょにごみひろいしよっか。」といい、
そのひにごみひろいにひつようなどうぐをかいにいきました。

八がつ、まだまだあついひがつづきます。
よるごはんをたべおわったときにままが、
「あした、めちゃくちゃはやおきしてごみひろいにいこう。」といい、
おもいっきりごみをひろえることにわくわくがとまらない。
「はやくねるよ。おやすみ。」「おやすみー。」

あさ五じ、いつもはまだねているじかんにおきました。
せっかくごみをひろいにいくから、なんのごみがいちばんおちているのか
ふしぎにおもっていたのでしらべてみることにしました。
じゅんびするものは、ぐんて、めもちょう、えんぴつ、とんぐ、びにーるぶくろ二まい。
ごみをひろうばしょは、わたしがすんでいるちかくに
さみかいがんといううみがあるのでそのばしょと、
ごみのりょうのちがいもしらべたかったので、
しょうがっこうのまわりの二かしょでごみひろいをしました。
どちらのばしょも一じかんはんくらいあるきました。
いちばんおおくひろったごみは、たばこのすいがらでした。
そのつぎにぺっとぼとるやあきかんです。

ごみひろいをしてみておもったことは、ひとめにつかない
みぞやみちのはしっこ、はたけなどにすてるんだなということです。
ひとにみられていないからといって、ごみをすてるのはよくないとおもいました。
ひとりひとりがちゃんとごみをもってかえったら、
ごみをそとでみかけることはなくなります。
ただのごみで…、とおもわずに、ぜったいにわたしはごみをすてない、
ということをわすれずにいつもおぼえていてほしいとおもいました。

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優秀賞

「いなくなってしまったほたる君へ」

倉敷市立菅生小学校 3年 渡邉 奏介

画:橋本 賢二(ありがとうファーム)

ほたる君。君は今どこで何をしていますか。
手をのばせばすぐそこに、君がたくさんいたあのころから、
ぼくは君に会うたび、君といろんな話をたくさんしてきたよね。
そして君はぼくに「このままならきっと、ずっといっしょにいられるね」
って言ってくれたことがあったよね。毎年すこしずつ、君の数がへっていっても
君はその言葉どおり、かならずぼくに会いに来てくれていたよね。
だからぼくはずっと、君といられる日がつづくと、しんじてうたがっていなかったんだ。
なのにどうして今年にかぎって君は、ぼくの所にだれも来てくれないんだい。
今年の五月にぼくに弟がうまれたんだよ。弟にも君のすがたを見せたいんだ。
君のあわい光で弟をてらしてほしいんだよ。きっと弟はすごくよろこぶと思うんだ。

ぼくはね、今になって、君の言った言葉の本当の意味が分かったんだ。
君がぼくに会いに来てくれなかったのは、ぼくら人間のせいだよね。
毎年すこしずつぼくに会いに来る君の数がへっていったのは、君のすみかである
川の水をぼくら人間がよごしていたからだよね。毎年毎年じわじわと、
君のすみかだけではなく、えさとなる生き物の命も、
ぼくら人間がうばっていってたからだよね。
だから、とうとう君は、もうここにはすめなくなったんだよね。
君の言った「このまま」じゃなくなってしまったからだよね。
君は、こんなことをしたぼくら人間のことを、ゆるすことはできないよね。
ぼくがもし君だったら、君と同じようにそんな人間のことをゆるすことはできないよ。
ぼくなら、人間は自分が生きるためなら何をしてもいいのか、人間以外は
ぎせいになってもいいのかって思うよ。君を守ることができなくて本当にごめん。

だけどぼくは本当にかってだけど、どうしても、もう一度君に会いたいんだ。
だからぼくは、食べのこしをはい水に流したり、シャンプーをひつよう以上に
使ったりしないようにして、これ以上水をよごさないようにしようと思っているんだよ。
そうすれば、時間はすごくかかるかもしれないけど、うばってしまった
君のすみかとかをすこしだけでも、もとにもどせるんじゃないかって思うんだ。
だからもとにもどせた時には、また、ぼくに会いにきてもらえないかな。
その時こそ、ぼくの弟を君にしょうかいさせてほしいんだ。
弟には、君のことを図かんでしか知らないことにはしたくないんだ。
君のすがたを弟に実さいに見せたいんだ。
今度こそかならず君のことを守ってみせるから、
いつかまた、ぼくの所にもどって来てもらえないかな。

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優秀賞

「魚好きの僕が守りたいもの」

倉敷市立東中学校 3年 田村 豪

魚好きの僕が守りたいもの

画:王 月琪(倉敷芸術術科学大学)

   僕の大好物はアナゴの寿司だ。
アナゴはここ岡山の港でもたくさん捕れていて、名物のちらし寿司には
欠かせないものの一つだ。そんな魚好きの僕がショックを受けたニュースがある。
それは、名産のアナゴやシャコを始めとする瀬戸内海で捕れていた魚が、
最近急に捕れなくなっているということだ。理由はたくさんあるようだが、
一番大きな原因と考えられているのは、「海がきれいになりすぎた」ということだそうだ。
去年「SDGsを考える」シンポジウムのオンライン座談会に参加した時に
初めて知り、衝撃を受けた。これまでに、クジラや小魚、貝のお腹の中に
ぎっしりとマイクロプラスチックが詰まっている映像を何度も見てきた。
それは毎日着る服の糸くずや人工芝、消しゴム、ボールペンなどの
プラスチック製のあらゆる日用品がマイクロプラスチックとなり、
川や海へと流出したことが原因だ。そのため僕は、川や海のゴミを
減らすためにできることばかりに気を取られていた。
ところが、問題はそれだけではなく、川や海がきれいになりすぎた
ということにもあったのだ。この「きれい」というのは、ゴミが少ないということではなく、
「窒素」や「リン」が少なくなりすぎたということだったのだ。
三十年程前のこと、洗う力が強くて、便利だということでリンを含む
洗剤が登場し、たくさん使われ始めたり、工場からの排水によって
リンや窒素が大量に流出した。そのせいで、赤潮が度々起こり、多くの魚が死んだ。
そこで水質を改善しようと、下水道整備や工場排水の浄化などの工夫がされた。
ところが、今度は窒素やリンが少なくなりすぎたというのだ。
つまり、窒素やリン自体が悪いのではなく、多すぎたのが悪かったのだ。
むしろ、それらは海の動植物にとってなくてならない栄養源で
あるということにも目を向けなければならなかったのだ。
環境を守るためには、一つの面「だけ」を見て良かれと思って
行動を起こしてしまっては、良くなるどころかますます悪い結果も
起こりうるということだろう。それを防ぐには、多くの立場の人の
意見や資料を参考に、総合的に考えることが必要だと思う。
そして何より、一度人間が手を加えて、自然のバランスを崩してしまうと、
元に戻すことは非常に難しいということに気が付いた。
山も川も海も、きっと宇宙も……。
人間の都合や欲望だけでどんどん変えていってしまっては元に戻せなく
なってしまうのではないだろうか。便利な生活に慣れると、
不便な生活には戻りたくなくなる。技術の発展により、
ありがたいと感じることも多くある。
しかし、やりすぎてはいけないのだ。
大切な山や川、海を守るためにも、自分たちを守るためにも、
「欲張りすぎないこと」を常に心に留めておかなければならないと思う。

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優秀賞

「スナメリのいた海」

倉敷市立西中学校 3年 森下 心温

画:高木 優奈(倉敷芸術科学大学)

   小学生の頃、私は広島県の瀬戸内海に浮かぶ離島、大崎上島に住んでいた。
いつも透き通っている美しいふるさとの海は、今も変わらず私を温かく迎え入れてくれる。
私のおじいちゃんもおばあちゃんも、みんな上島の海で遊び、海から見える花火や夕日を見て、
海で育てたかきやえびを食べて、海と共に育った。きれいな海が身近にあることをほこりに
思いながらも、どこか当たり前のように感じていた。
私たちの小学校では、海に関する活動をたくさんしていた。海で生き物観察をしたり、
海の清掃活動をしたりしていた。地元の漁師さんや養殖場を経営している方の
お話を聞きに行ったこともある。そんなある日、スナメリ観察をすることになった。
上島の高等専門学校にある大きな船に乗せてもらえると聞いた私たちは大喜びした。
事前学習でスナメリは汚染物質を体に貯めやすく、きれいな海にしか生育しないということを知って驚いた。
それと同時に、そんな環境に住んでいることを改めて嬉しいと思った。
スナメリ観察の前日はわくわくして、いつもより早く寝てはりきっていた。
しかし、スナメリ観察の当日、私たちの顔は曇っていた。二、三時間海を見続けても
スナメリは姿を現さないのだ。操縦士さんによると、昔はもっとたくさんのスナメリが
見られたのだそうだ。その日は結局、スナメリらしき影を一頭見つけただけだった。
学校に戻った私たちは、スナメリについて詳しい方のお話を聞いて、船との衝突や海の汚染で
スナメリが減少していることを知った。すごくショックだった。
何かできないかみんなで考え意見を出し合った。そして、一ヶ月後に行われる秋祭りで
呼びかけをすることを決めた。それからはとても慌ただしい毎日を過ごした。
そうして迎えた秋祭りの日。結果は大成功だった。ステージで行った発表もスライドを
効果的に使いながら堂々とできたが、何よりも良かったと思ったのはチラシ配りだ。
海を守るためにできることやスナメリを取り巻く問題についてをまとめたものを
行き交う人達に渡していった。小学生が一生懸命呼びかけながらチラシを配る姿を見て
わざわざチラシを取りに来てくれた人や「もっと詳しい話を聞かせて。」と質問してくれた人もいた。
一番心に残っているのは地元の漁師さんが屋台で魚料理を売りながら、私たちと一緒に
声を出してくれたことだ。海を守りたいという思いでみんなが一つになっていくのを感じた。
いつか大崎上島の海にスナメリが戻ってくることを願っている。
大崎上島の海だけではなく、日本中たくさんの海にスナメリが住めるようになってほしい。
そのために、まずは現状を知ることが大切だと思う。海について学び、問題点に目を向け
自発的に行動する。そんな人が増えていけば世界中の海が美しく輝く日が来るだろう。

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特別賞

「今、自分にできること」

倉敷南小4年 平田 あお葉

画:山本 優佳(倉敷芸術科学大学)

    ぼくの街には、高梁川という大きな川が流れています。
ぼくは、ようち園の時に、毎日ようち園バスの中から、高梁川をながめていました。
今でも、車で通るたびについつい高梁川をながめてしまいます。
高梁川は、いつもゆったり流れています。
晴れた日は、楽しそうにしていて、キラキラと太陽の光に照らされています。
雨の日は、どんよりと悲しそうにしていて、茶色くにごっています。
高梁川は、いつもぼくにいろんなすがたを見せてくれます。
夏休み、家族と児島にあるクルクルセンタ―に行きました。
ぼくは、いらなくなった油をねんりょうとして走るゴーカートに乗る体験をしたり、
いらなくなった油でキャンドルを作りました。体験の時に、
家で料理に使った油をそのまま流しに捨ててはいけないことをしょく員さんに教わりました。
そのままの状態で油を流すと、排水管や下水道に詰まってしまったり、
川や海に流れ出し、すいしつおせんをまねくことになるそうです。
ほかにも、かんきょうを守るためにできることをたくさん学びました。
ぼくは、高梁川をこれからもずっときれいなままにするために、
自分にできることを考えてみました。
お皿についたよごれや油は、洗う前にふきとること。
飲み物などは飲みきれる分だけコップに注ぐこと。
シャンプーを使いすぎないようにすること。
ぼくにもできそうなことがたくさんあることに気がつきました。
今、自分にできることからやってみたいと思います。

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特別賞

「ミカのすてきな夏休み」

倉敷市立豊洲小学校4年 文屋 あかり

画:土肥 佳史(ありがとうファーム)

 休みにミカは、海と森に行きました。
海でミカが遊んでいると、海から何かが出てきて、大きなため息をつきました。
そのすがたを見たミカは、たずねてみました。
「あなたはだれ?どうしたの?」
すると、その何かから答えが返ってきました。
「わたしは海の神様です。この海は、昔はすごくきれいでした。
しかし、今は、海に流れついたゴミや、海洋プラスチックゴミがふえてきています。
それを魚などが食べ、死んでしまうこともあり、とても悲しく思うのです。」とゆっくり言いました。
ミカは、自分をせめていました。実は海に遊びに行った時、ゴミをすてて、帰ったことがあったのです。
ミカは心の中で「ごめんなさい。」をくり返していました。深く反省しました。
森に行った時に休けいしていると、何かがミカの方へ歩いてきて話しかけてきました。
「わたしは森のようせいよ。急に話しかけてごめんね。あなたにどうしても話したいことがあるの。
それは、この森が大変ってこと。今、ぜつめつのおそれがある動物がいっぱいなの。
だから、人が手を出したり、つかまえたりしないで。お願い。
その虫か ごの中のカブトムシさんもにがしてあげて。はやく。」と言われ、
ミカはあわてて近くの木にカブトムシをにがしてやりました。
そして、「ごめんなさい。次から、むやみにつかまえないわ。
自然に手を出してめちゃくちゃにしない。約束するわ。」と心からあやまりました。
森のようせいは、「ええ、約束して。ありがとう。
これで少しでも森をすくうことができるわ。」と静かに言いました。
ミカは、家に帰って、宿題を始めました。
「そうだ。自由研究は自然を守ることについて調べてみようかな。わたしにも
できることが他にもあるかも。」ミカはすてきな夏休みだったなと思いました。
そして、ポツリとひとりごと、
「海の神様、森のようせいさん、
わたしに色々な大切なことを教えてくれてありがとう。
わたしも、すてきな自然にできるようにがんばるからね!」

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特別賞

「自然の神たちの願い」

倉敷市立第四福田小学校6年 江藤 陽光

画:りょう(ありがとうファーム)

 天界にすむ自然の神たちは人間の環境破壊に悩まされていて
どうするべきかみんなで会議をしていました。
すると森の神が「私たちが人間になりすまして環境破壊をやめるように
人間たちに呼びかけないか?」と提案しました。
みんなその意見に賛成しました。
次の日さっそく人間界に降りて人間に変装してポイ捨てをやめるように
看板をたてたり、落ちているゴミを拾ったりしていました。
それでも人間はポイ捨てをやめませんでした。
なのでSNSをつかって「ポイ捨てはやめよう」
という内容で動画などを投稿しましたが見てくれる人が少なく、
あまり効果はありませんでした。直接呼びかけてもだめでした。
無視をして目の前でポイ捨てをする人もいました。
それにおこった大地の神が「災害をおこしてこらしめてやろう」といいました。
すると森の神が「そんな事をする必要がない」」といいました。
大地の神が「どうしてだ」と聞くと、森の神が「待てば答えが分かる」と答えました。
〇〇年後人間は絶滅した。人間はまだ気づいていなかった。
ポイ捨てすることによって自分たちの首をしめていたということに。

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特別賞

「ふざけるな!今までの大人!!」

倉敷市立東中学校2年 楢村 悠

画:田 肇斉(倉敷芸術科学大学)

    このコンクールのホームページを見た時、とても懐かしくなった。
倉敷川の掃除と生態調査の写真が載っていたからだ。僕は、コロナの前にあった
最後の調査に参加していた。その日はとても暑い日だった。偶然参加していた
友達の家族と一緒に川に入り、網を持って小さな魚をたくさん捕まえた。
顔からは汗が噴き出していたけれど、足は川に浸かっていたから心地よかった。
川の上は風が吹いていて、最高だった。父さんが大きい魚を捕まえた。
名前は忘れたけど、大人げないなぁと思いながら、うらやましかったことを覚えている。
作文のテーマは環境だ。学校でもよく聞かされる言葉だけれど、僕は大人たちに言いたいことがある。僕たちは小学校の頃から環境問題を勉強している。
ゴミの分別方法や浄水場の見学、ペットボトルのラベルを取って分別することなんて
いつから始めたのかわからないくらいだ。
小さな頃からやっている。なのに、大人はどうだ。
分別、ちゃんとやっているのだろうか。
僕はスマホでしゃべりながら歩くおじさんが、
家の前の川にタバコを投げ捨てるところを、何度も見てきた。
とても腹が立つ。
「おっさん。川にタバコを投げるなよ。
川が汚れるじゃないか」と言いたくなる。
でも母さんは、「止めて」と言う。
おっさんに何をされるかわからないからだ、と言う。
はあ?意味が分からない。
学校では、ゴミの投げ捨てはいけません、って先生は言うし、母さんも言うのに。
分別以前の問題じゃないか!
大人がやるくせに、子どもにはするなっていうことは、別にタバコだけではない。
水を流しっぱなしにしながら顔を洗う父さんに、母さんは毎日文句を言っている。
水がもったいないと、僕も思う。母さんと僕はもったいないと思うのに、
父さんは思わないのだろうか。大人でも違うらしい。
家族の中でも意見が違うのに、環境問題のような大きな問題をみんなで考えて、
同じように取り組むなんて無理な話だ。絶対に衝突する。
国が違えば、もっと難しくなる。だから、今までずっと見て見ぬふりをしてきて、
どうにもならなくなっているのが環境問題だと思う。
ここまで地球の環境が悪くなったのは、今までの大人のせいだ。
僕たちのせいじゃない。
なのに、僕たちがなんとかしなきゃならないなんて、腹が立つ。本当に腹が立つ。
でも、今の僕らがなんとかしないといけない。そうも思う。
今までの大人ができなかったことを、やってやろうじゃないか。
見ておけ、今までの大人!僕たちが地球を救ってやる!!

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特別賞

「夏の思い出」

倉敷南中3年 今江 康介

画:竹本 桜菜(倉敷芸術科学大学)

     いつもゆったり堂々とした表情を魅せる高梁川。
倉敷で会う彼は、河口なのでそんな表情を魅せるのであろう。
そんな彼にも、きっと違った表情があるのではないか。そんなことを思い立ち、
僕は、小学生の夏休みに会いに行った。
高梁川は、全長一一一㎞。まず新見市にある源流を探す事にした。そこは草木が生い茂り、
大自然を感じる場所だ。大きな虫やヘビに遭遇する事は避けたいので、断念しようかと
ためらったが、意を決しこわごわ一歩一歩前へ進んだ。
ついに源流の湧き水を発見した。とても美しい。
早朝だったこともあり、倉敷市と比べ新見市は少しだけ涼しく感じたが、
源流水に触れた時の冷たさは想像を超えた。透明度は、まるで生まれたての赤ん坊の
純粋な心のように透き通っていた。自然のありがたさに勝るものはない、不思議と感謝の気持ちになった。
源流から少し川を下ると、アユやアマゴという川魚が涼しそうに泳いでおり、みている僕も涼を感じた。
源流から河口まで、川沿いに進みながら、水質や生態系や周りの環境などを観察していった。
水質調査をするため、飲み口を切り取った二ℓペットボトルに十mの紐を取り付け、
川岸や橋の上から川の水をすくい上げた。水の匂いを調べ、水温計測をした。
透明度は、白色のコーヒーフィルターで川の水をろ過し、フィルターについた汚れで調べた。
川幅は、橋の上で歩数で測った。この作業を源流から河口まで何度も何度も繰り返した。
その日は、高梁川と一日を過ごし、日が暮れるに連れ、コーヒーフィルターに汚れがつくようになり、
水温が上がり、匂いもついてきた。河口に行くほど水が汚れていることは、予想通りだが、
なぜだろう。明らかな汚染水を排出している所はなかった。
ゴミが浮いている所はあったが、それが原因なのか。どちらにしても僕たち人間が汚している事に間違いない。
四大文明はいずれも大きな川の流域で起こっている。現在も川の近くに工場や家が建つのは、自然の流れだ。
なぜなら、水がなければ人間は生きられないからだ。
世界の環境問題等を二〇三〇年までに解決する計画目標SDGsについて、小学校でも学んだ。
知識があっても僕が取り組める事はほんのわずかだ。僕は、SDGsの取り組みについて、
受け身ではなく僕達の世代が核となり取り組みたいと思っている。
地球環境等について自ら考え、試行錯誤しながら結果を得ていきたい。
夏休みのあの日に魅せられた高梁川の表情は、僕の宝物になった。
源流の赤ん坊のような純粋な水が一一一㎞続くようになることを切に願うものだ。

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特別賞

「海への恩返し」

倉敷市立味野中学校3年 羽原 和杏

画:ME@ENDOU(ありがとうファーム)

辛くて溢れそうな涙をこらえた時、ぎゅっと目を閉じると浮かんでくるのは
美しい砂浜と鏡のように凪ぐ瀬戸内の海の景色だった。
私は海や川、そして山に囲まれた自然が豊かな地域に住んでいる。
特に、家の付近にある海はお気に入りの場所の一つだ。
海岸を歩くと、瀬戸内の多島美に目と心を奪われいつも歩みを止め、見入ってしまう。
カニが波の音に合わせ穴から一斉に頭を出し、海鳥は凛とした姿でたたずむ。
耳には波の音が残り、肌には湿度のある海風が触れ、鼻には潮の香りが残り、五感を高める。
美しい海は私の心を潤してくれる。しかし、悲しいことに現実には海は美しいだけではない。
たくさんの投げ捨てられたゴミが散乱し、それを見ると悲しみが込み上げてくる。
私は、ただこの美しい景観を守りたいという想いだけで地域の清掃活動に参加していた。
しかし、ある日ゴミ拾いの活動中に、
「魚を捕る場所に危険物やプラスチックを捨てて何も思わないのか。
釣る人はこんな場所で釣った魚を安心して食べられるのか。」というような参加者の声を耳にした。
私はそれを聞き、このゴミが散乱した光景に対して、不快感だけでなく不安も感じ始めた。
この捨てられたゴミがやがて海へ流され、分解までに百年以上かかり、
生態系に影響を与えるマイクロプラスチックになってしまう可能性がある。
それを魚が誤って取り込み、私たちがその魚を食べるという食物連鎖を通して、
人が捨てたゴミにより環境汚染だけでなく健康被害にまで発展する恐れがあるのだ。
私はこの日を境に、海洋ゴミに関する知識をさらに深め、環境のためにも
より積極的にゴミ拾いを行うようになった。
先日、ニュースで人の心臓からマイクロプラスチックが検出されたと報道されていた。
マイクロプラスチックは毒性のある化学汚染物質を吸着しやすい性質をもち媒介させる。
それが体内に入り海洋生物への被害だけでなく、人間への被害も出始めている。
こうした情報を知り、学ぶたびに私にできることはなにかを真剣に考えた。
生徒会や地域でのゴミ拾いはもちろん、マイバッグ、マイボトル、マイカトラリーの使用、
分別の徹底や詰め替えの利用、不用品を買わない等小さいことから取り組もうと
私は今も現在進行形で努力している。この、使い捨てプラスチックの使用削減が、
生物の生息環境保全だけでなく資源保護、温室効果ガスの削減による
温暖化の防止等様々な問題解決への足がかりとなると私は考える。
学校や生活の中で辛い時、この美しい海の景色に心をいやしてもらってきた。
今でも辛い時目を閉じると、この景色が目に浮かんで心を落ち着かせてくれる。
だから次は私が海を守り恩返しをしたい。心からそう思う。

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特別賞

「差出人不明の手紙」

倉敷市立西中学校3年 寳中 さゆり

画:ben(ありがとうファーム)

   こんにちは。突然のお手紙で驚かせてしまってごめんね。
今日は君に伝えたいことがあってこのお手紙を書かせてもらったよ。
君がいつも使っている教科書やノートは何から出来ているのか知っているかい。
それらはみんな木から出来ているんだよ。もっと言えば、
住んでいる家も毎日通っている学校にも、今読んでいる手紙も全て木が使われているんだ。
色々な事に木が使われているということを少しは理解してくれたかな。
ところで、そんなに木を使ってしまって大丈夫なのか気にならないかい。
実は今、森林破壊が問題になっているんだよ。
同じく世界で問題になっている地球温暖化は知っているよね。
適切に手入れされていれば木は約八・八トンもの二酸化炭素を吸収出来るんだ。
つまり森林を守ることは、地球温暖化を抑制することにもつながるんだよ。
最近では人工林というものが増えてきているらしい。森林を守るために行われている活動の一つだよ。
でもね、この人工林は天然林に比べて問題点があるんだ。
適切に管理されていないと林内が暗くなってしまう。するとどうなると思う?
それまで森に住んでいた植物や生き物達が生きられなくなってしまうんだ。
そうなるとやっぱり天然林を守ることは多くの生物を、自然を守ることにつながっていくんだ。
森林を守ることの大切さ、分かってくれたかな?
君には森林を守ることの手助けをしてほしいんだ。エコ紙って知っているかい?
この紙は木材を使わず、自給率百パーセントの石灰石を使って作られた
森林保護に特化したすばらしい製品なんだ。こういう小さな事から木々を守ってもらいたいな。
そういえば僕の自己紹介をしていなかったよね。僕は針葉樹林のマツなんだ。
君が通っている学校の隣にある山に生えているんだけど、知っているかな。
びっくりしたよね。実はもう先が長くないんだ。来週、僕は伐採されてしまう。
だから最後に君に手紙を書かせてもらったよ。
これを機に、僕達木について興味を持ってくれるとうれしいな。
君達がよりよい未来をつくってくれること、期待しているよ。
君を応援するマツの木より。

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入賞

「おいしい水やきれいな空気をまもろう」

倉敷市立葦高小学校2年 杉原 采那

    わたしが元気にすごせているのは、おいしい水やきれいな空気のおかげだと思います。
でも、このおいしい水やきれいな空気は、この先ずっとつづくのだろうか。
近くにある工じょうから出るたくさんのけむりは、どんどん空気をよごしていっているのだろうか。
シャンプーやせんざいや絵のぐのつかいすぎは、川をよごすのだろうか。
毎日あついからエアコンをつけているけれど、それも空気をよごしているのだろうか。
かんきょうに目をむけると、ふだんの生かつの中でたくさんのぎもんが出てきました。
何も気にせずに自分のことだけを考えてすごしていたら、
おいしい水やきれいな空気はきっとよごれていくと思います。
お母さんがよく
「エアコンきって。」「シャンプーつかいすぎ。」
「絵のぐはつかうりょうだけ出してね。」
「しょうゆ出しすぎ。」「のこさないでぜんぶ食べてね。」
とか言ってくるけれど、それにもいみがあるのかもしれないと気づきました。
わたしのしょうらいは、水も空気もきれいなせかいがいいです。
そのために、わたしはシャンプーのつかいすぎや絵のぐのつかいすぎに
これからはぜったいに気をつけたいと思います。
また、おいしいごはんや大すきなのみものも、食べのこしてながしにすててしまったら
水のよごれのもとになるのでぜったいにのこさないようにしたいです。
しょうゆやソースも出しすぎないようにします。もし、のこったらしんぶん紙でふきとります。
このように考えてみると、ふだんの生かつの中で「もったいない」と思うばめんはたくさんありました。
わたしはまだ二年生なので知らないことはたくさんありますが、できることもいっぱいあります。
ちきゅうのことを考えながら毎日生かつしていきたいです。
これからも、べんきょうをがんばっていきたいです。

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「川と海を大せつに」

倉敷市立玉島小学校2年 森本 珠寧

夏の水あそびがすきです。
川や海でうきわでぷかぷかしたり、
どこまで足がとどくかふかいところへ行ったりするのがたのしいです。
天じんきょうに行きました。水がとうめいで下までみえました。
もぐって魚をたくさん見つけました。
うごきがすばしっこくてなかなかつかまえられません。
なんども水の中をのぞいてやっととれたら、
かぞくで一ばん大きな魚でした。
うれしかったです。
いえのちかくをながれるさとみ川はにごっています。
入りたいと思いません。
水がへるとゴミやどろが、しずんでいるのが見えます。
さみかいがんにいくとにごっています。
もぐるとなにもみえません。
すぐ近くにいるちちの足もみえません。
川でもきれいな川ときたない川があります。
テレビでみる海は、きれいなのに近くの海はきたないです。
なんでなのかふしぎです。
きっと人げんがゴミをすてているからきたなくなったのだと思います。
川や海がかわいそうです。ごみをすてる人は、
もってかえるのめんどくさいなすてちゃえって思ってすてるのかな。
川や海がなみだをながしているようです。
だからわたしは、ごみをすてません。
すてられていたらひろいます。
川や海をきれいにするようにがんばります。
いつまでも水あそびがやりたいです。

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「自然を守るためには」

倉敷市立第五福田4年 太田 幸希

ぼくは、川や海や山などの自然が大好きです。
時どきお父さんと一緒に海づりに行ったり、
夏休みには家族で山の中にある川に行って泳いだりします。
大自然の中にいると、いつもより空気がきれいで
お弁当もいつもより数倍おいしく感じます。
そして心までもきれいになった気がします。
海や川に行った時に、
たまにカンカンやペットボトルなどのゴミが捨てられているのを見る事があります。
ぼくはとても悲しい気持ちになります。
そして自然を守らなければいけない人間がゴミを捨てたりして、
かんきょうをはかいしている事にとてもはらが立ちます。
川や海や山には、虫や動物などの生き物がたくさんいます。
かんきょうをはかいすると、そこに住んでいる生き物は死んでしまいます。
そうならないためには、ゴミを捨てない、
落ちているゴミを拾うなどの取り組みが必要です。
木は雨の水をしみこませて、川まで流すダムと同じ役わりをしていると習いました。
ゴミを捨てかんきょうをはかいすると、生き物だけではなく
木なども根っこがくさったりして成長出来なくなってしまいます。
ぼくに出来る事は小さな事かもしれないけど、
ゴミを捨てない、落ちているゴミは拾って帰って自然を守っていきたいです。
自然を守る事が地球を守っていく一歩になると思います。

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「海の魚」

倉敷市立万寿東小学校4年 花田 莉歩

ぼくは魚が大すき!
やいても、そのままでもおいしいし、いろんなもようがあってきれいだから。
この前水ぞくかんに魚を見に行ったんだ。
「わぁ、さかなのうろこがぴかぴか光っててきれい!」
ぼくが目をかがやかせて魚を見ていると、
「そうだろう?この魚はぜつめつきぐしゅなんだよ。」とお父さんが言った。
「ぜつめつきぐしゅ?」とぼくが聞くと、
ちかくにいた係員さんが教えてくれた。
「絶滅危惧種って言うのは、人間がつかまえすぎたり、
外来種って言う日本にはせいそくしていない魚がなわばりをうばったりして、
せいそく数がすくなくなっている魚のことだよ。」
係の人の話を聞いていくうちに、ぼくはふあんな気もちとたくさん聞きたいことがあった。
ぼくは、一番に聞きたいことを聞いた。
「日本の魚はいなくならないんですか。」
ぼくが大すきな魚がいなくなると思ったからだ。そしたら係の人が少し下を向いて、言った。
「うーん、このままだといまは大じょうぶな魚でも、
少しあとには少なくなってしまうかもしれないね…。」
なんでですかと、とっさに出た言葉に係の人は、
「さっき言ったものの他にも、プラスチックについてのもんだいもあるんだ。」
「プラスチック?」
「うん。コンビニやスーパーでは、
ビニールぶくろや、プラスプーンが使われているでしょ?それを海にすてる人が多いんだよ。」
「でもそれでなんで…。」
「そのプラ、ビニールを、魚がえさだとまちがえて、食べて死んでしまうんだ。」
「えっ!?」
「ぼくたちはどうしたらいいんですか。」
「なるべくエコバッグを使ったり、プラスチックをきちんとゴミとしてすてることかな。」
「わかりました!心がけます。」
それいがいにもさまざまなとりくみが、店でされていると知ったぼくは、
これから魚を守ろうと思いました。

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「目が覚めたら」

倉敷市立豊洲小学校4年 高山 優波

ある日、
目が覚めたらとんびだった
わたしはうれしくて
大空を自由にひゅーるひゅーると飛んだ

次の日、
目が覚めたらクマノミだった
わたしはうれしくて
色とりどりのサンゴの間をひらひら泳いだ

また次の日、
目が覚めたらすみれだった
わたしはうれしくて
水玉のちょうやしましまのミツバチと
おしゃべりをした

そして今日、
目が覚めたらわたしにもどっていた
わたしはうれしくて
青空をながめ、
遠くの波音に耳をすませ
お庭の花のにおいをかいだ

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「海でくらす生き物を助けよう」

倉敷市立豊洲小学校4年 栁本 伊織

   ぼくは、学校のじゅ業でかんきょう問題について勉強しています。
その中で、特にゴミ問題を調べました。なぜ調べようと思ったかというと、
ゴミがふえているせいで海でくらす多くの生き物が死んでいると知ってかなしかったからです。
どうしてゴミがふえると生き物が死んでしまうのかよくわかりませんでした。
まったく関係がないと思っていたけど投げすてなどによって町にすてられたゴミは
雨といっしょにはい水こうへ流れ、川をつたって海へ流れ出るそうです。
海のゴミの多くがそのようにして町から流れたものでその半分以上がプラスチックゴミです。
人間がすてたゴミを生き物が食べ物とまちがえて食べてしまい、きずついたり死んでしまうのです。
そこで、ぼくに何ができるか考えてみました。まず、プラスチックが使われている物には
どんな物があるかを知ることです。ペットボトルやようきやレジぶくろなど
自分のまわりにはたくさんのプラスチックがあることがわかりました。
次に、どうすればプラスチックをへらすことができるかです。
一つ目は、リデュースです。マイバッグを持って行きレジぶくろをへらしたり、使いすての食きや
ようきをへらすことです。ぼくのお母さんは買い物に行く時いつもマイバッグを持ち歩いています。
レジぶくろをもらうとお金がかかるのでマイバッグを使った方がおとくだなと思いました。
二つ目は、リユースです。シャンプーやせんざいなどのボトルのゴミをへらすため、
つめかえの物を使いボトルをくりかえし使うことです。
ぼくの家でもつめかえを買ってボトルにうつしかえています。
三つ目は、リサイクルです。きちんとゴミを分別して原料としてさい利用することです。
日本では、プラスチックのリサイクルがあまり進んでいないそうです。
ぼくは、ジュースをのんだあとペットボトルをどうやってすてているのか知りませんでした。
ぼくの家では、ペットボトルのフタとラベルをはずし、水あらいをしてしげんゴミとして
決められた日に出しているそうです。
リサイクルすれば、しげんをむだにせずゴミもへっていくと思います。
このように、ぼくが考えてすぐに気をつけられることがたくさんあるとわかりました。
一人一人が自分に何ができるかを考えてできることからやってみるべきだと思いました。

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「ヤバい!地球が危ない」

倉敷市立第二福田小学校5年 渡邉 望結

   現在、私たちの地球は地球温暖化により様々な問題に直面している。
地球の温度は約一度近く上がってしまい、地球全体で異常気象や動物への影響が出ていると
出前授業で教えてもらった。なんとか地球温暖化をくい止めたいが、日々、自分たちが使っている
電気などのエネルギーを作るのにもCO2は排出されている。
火力発電のままではいけないというイメージはあるが、では一体どうすればいいのか。
日本のエネルギー事情やこれからどうなっていくべきなのかを調べてみることにした。
まず、火力発電とはどういうものなのか。
火力発電は水蒸気の力でタービンを回して電気を生み出す。
化石燃料を燃やし、ボイラーで水を沸かして電気を生むのだ。
日本の二酸化炭素の排出量の割合を調べると、第一位は電気やガソリンをつくるエネルギー転換部門で
全体の四割を占めている。そのうち約九0パーセントが発電所からの排出である。
つまり日本で一番多く二酸化炭素を排出するのは発電所だと説明することができる。
発電電力量の割合を調べると、火力発電は二0一0年ごろまでは六0パーセントほどをしめていたが、
現在では原子力発電所の稼働停止の分を補うために七五パーセントほどに増えている。
再生可能エネルギーを十分に導入しきれておらず、結果、火力発電に頼らざるをえなくなってしまっている。
調べる中で、「カーボンニュートラル」という言葉にいたるところでそうぐうした。
CO2を吸収してくれる植物や森林などを活用し、CO2排出量「実質ゼロ」を目指すということらしい。
日本は、二0五0年までにこの「カーボンニュートラル」の状態を実現することが目標だそうだ。
正直に言って今のままの火力発電に頼ったエネルギー供給では、地球はダメになってしまう。
何とかして再生可能エネルギーを増やしていかなければ次の世代の地球が深刻にヤバい。
しかし、調べれば調べるほど、再生可能エネルギーの増え方は小さく、火力発電の割合が減少する
気配は全くと言っていいほど見られない。
この明らかにヤバい状況を、私はまずは、一人でも多くの人に知ってもらう必要があると思う。
家族、友達、下級生、一人でも多くの人に、どうしようもないけど
深刻なこの状況を知らせたい。
そして、私にできることは何かを考えて行動したい。
夏休みにやった環境家計簿を続けたり、植物を植えて緑を増やしてCO2の吸収量を上げたりしたい。
そして、エネルギー問題を解決できるような新エネルギーを、私がいつか開発するんだという思いを
持ちながら、今の社会や勉強、生活に向き合っていきたい。

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「人間に返ってくる」

倉敷市立倉敷南小学校5年 黒岡 莉乃

私の家族は、夏休みになるとよく海に行きます。
海はきれいで、泳いだり、魚を見たりすることが大好きです。
だけど、いつもすなはまにゴミが落ちているのが気になります。
なんで人間はこんなことをするのでしょう。
海に住んでいるかめや魚がかわいそうと思わないのでしょうか?
例えば、海に、ビニールぶくろをすてたら、
かめがクラゲとまちがえて食べてしまう。
プラスチックをすてたら、波でくだけて、
マイクロプラスチックになって、魚が食べてしまい、
その魚をつり上げて、そのままスーパーに売られてしまう。
そして海にゴミをすてた人も、何もすててないつみのない人も、
その魚を食べることになってしまう。
海にゴミをすてた人は、こういう風にふたたび人間に返って来る事を知らないのでしょうか?
人間がすててしまったゴミを海の生き物たちは何も知らずに食べ、
死んでしまってかわいそうじゃないのでしょうか?
だから、私は毎回海に行ったら、ビーチクリーンをするようにしています。
海の平和のため、自分たちがおいしい魚を食べられるようにと思っています。
それはSDGsの、「海のゆたかさを守ろう」につながるからです。
ひとりひとりがゴミをすててはいけないという意識を持ち、
ビーチクリーンをすることで、もっと海はきれいになるはずです。
ビーチクリーンをしたあとは海の生き物たちを守れた!!と思ったり、
きれいなすなはまを見ると、気持ちがすっきりします。
これからも海を守る、生き物を守る活動を続けていきたいです。

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「魚けいさつしょ~海のゴミ問題~」

倉敷市立緑丘小学校5年 藤村 瑞希

ここは、瀬戸内海の海の中、海底には魚けいさつしょがあります。
そこにつとめているのは、イカナゴしょ長とママカリけいさつです。
今日はさっそくタコさんがやってきました。家がゴミまみれになってしまった人です。
「助けてください。」
「わかりましたすぐにむかいます。」
そうしてタコさんの家にいってみると茶色いつぼの入口にゴミが大量に引っかかっていました。
ママカリけいさつとイカナゴしょ長は、すぐさまゴミをどかしてきれいにしました。
タコさんは、「ありがとうございます。もしまたゴミが引っかかったらお願いします。」
とお礼をいいました。
けいさつしょに帰ると今度は、真ダイさんが
「カニちゃんのハサミにゴミが引っついてはなれないんだ
ぼく一ぴきの力じゃ取れなくてだから手伝って欲しいんです。」
「わかりましたすぐにむかいます。」
そうしてカニちゃんのところにいってみるとはり金がハサミにはさまっていました。
するとカニちゃんが言いました。「わたしの自まんのハサミでも切れないの」と言いました。
ママカリけいさつとイカナゴしょ長は、
真ダイさんと力を合わせてはり金の向きを上手に変え
カニちゃんのハサミからはり金を外しました。
カニちゃんと真ダイさんは、
「ありがとうございます。もしまたゴミが引っかかったらお願いします。」とお礼を言いました。
そうしてけいさつしょに帰るとなんとおばけが入口にたたずんでいました。
ママカリけいさつもイカナゴしょ長も「大変だ!」と思いました。
それで自分達でこうげきします。しかしすべてよけられてしまいます。
そこにちょうど通りかかったタコさんと真ダイさんとカニちゃんが
おばけたいじを手伝ってくれました。タコさんは、おばけをおさえてくれて、
カニさんは、おばけを切ってくれました。
しかしそれは、ゆらゆらうくビニールぶくろでした。
今、ゴミ問題がしんこくになっています。
今わたしたちができることは、少しでもゴミを減らす工夫だと思います。
みなさんも少しでもゴミを減らす工夫をしてみてはどうでしょうか?

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「海の生物たちを守りたい」

倉敷市立老松小学校6年 岡本 悠

   授業で、人間たちがゴミの分別をきちんとしていないことや、
工場や家庭などからのよごれた水が流れているために海の水がよごれ
海の生物たちのすみかが減ってきてしまっていることを知った。
家の近くの用水路を見てみても、小さな魚やタニシやアメンボがいるけれど、
水はあまりきれいではなく、ペットボトルやおかしのふくろが落ちていたことがあった。
きっと川や海も同じようによごれていると思う。
ぼく達はいつも魚や貝などを食べさせてもらっているのに、海の生物達がかわいそうだと思った。
どうしたら、少しでも海の生物たちを守ることができるだろうか。
先生が、「海のエコラベル」という言葉を教えてくれた。
海のエコラベルとは、海の環境について考えられた商品に付けられていて、
その商品をぼくたちが買うことで、漁業の人たちを支える
実際にぼくも、ハンバーガー屋さんで魚が入ったハンバーガーを買うと容器に
海のエコラベルが付いていてびっくりした。授業で習うまでは気にしたこともなかったけれど、
意外なところに付いているんだと思った。
少しでも海の生物たちを守ることにつながっているのだと思ったらうれしかった。
このように、海のエコラベルに付いた商品を買うだけではなく、他にも海の生物を守る方法はある。
例えば、なるべくプラスチックのゴミを出さないようにするために、
買い物に行く時はエコバッグを持っていくようにする。
そして、ペットボトルはリサイクルができるので、きちんと分別する。
さらに、料理をしてくれる家族に、油はきちんと固めたり紙に吸わせて
少しでも排水口に流れないように注意をすることもできる。
このように、自分たちにできることをみんなが少しでも心がけていけば、
これ以上海がよごれることを防げるかもしれない。
大切なことは、ぼくたち人間のことだけを考えるのではなく、
海の生物の気持ちにもなって考えることだと思う。

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「生き物たちの世界」

倉敷市立老松小学校6年 近藤 那南

   私は自然が好きです。
木や草の緑はとてもきれいだし、川はすき通ってかがやいているし、
鳥や虫の鳴き声がきこえたり、生き物もたくさんいるからです。
自然の中を歩いていると、たくさんの発見があってワクワクドキドキします。
そんな自然は食物連鎖でつながりあっていると授業で習いました。
私は、津黒山へキャンプに行き、津黒いきものふれあいの里で展示してある生き物たちを見ました。
最初にカエルを見ました。
カエルのえさには、バッタが入れられていました。
次にヘビを見ました。
カエルやねずみ、卵、もぐら、トカゲなどを食べると書いてあり、えさにカエルが入っていました。
カエルは、バッタを食べ、ヘビはカエルを食べる食物連鎖のつながりが分かりました。
いろいろな川魚を見ました。 水生こん虫やもを食べると書いてありました。
きれいな水だし、外来種という外国から来た生き物が少ない場所では、
昔から日本にいる生き物が生きているということを知りました。
森の中では、バッタ、コオロギ、クワガタ、アリなどを見つけました。
アリは、死んでしまったコオロギやバッタ、カエル、アリなどを食べていました。
アリは森のそうじ屋です。
食物連鎖は、きれいで豊かな自然があるからつながっていると思いました。
その自然がこわれてしまうと、生き物たちの食べ物や住む場所がなくなり、数も減ってしまいます。
すると食物連鎖もくずれてしまい、生活にもえいきょうするなと思いました。
その自然を守るために私たちは、川の水をよごさない、植物を増やす、
木を切りすぎないなどの取り組みをしていかないといけないなと思いました。

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「未来の自分へ」

倉敷市立老松小学校6年 白神 葉子

   こんにちは。
二十年前の自分です。二十年後の世界がどうなっているのか、今の私には見当もつきませんし、
返事ももらえないでしょうが、いくつか質問させてください。
まず、北海道にあるおばあちゃん達の家の雪はどうなっていますか。
家のとなりにある公園は、雪が降ると境目がなくなりますよね。
おくの方には、雪で、けっこう急な小山ができていますよね。
小さいころは、かなり高かったはずですが、最近は七十五%ほどまで縮んでいる気がしてなりません。
ひょっとしたら、二十年後には、北海道には雪が降らない‼…なんて事、ありませんよね?
次に聞くのは、ここ、倉敷の気温です。
年々暑くなっています。信じられないぐらいに暑いんです。
今でも十分暑いのに、これ以上暑くなったら、とけて死んでしまいます‼
…でもそのころには、町中ヒンヤリになるエアコンとかあるのかも?
でもそれだと、町の外が暑くなるなぁ…
気温の話は置いておいて、災害についてたずねます。
近年、地球温暖化の影響と見られる大雨などが多発し、たくさんの人が不幸になっています。
これらは、二十年後には、減っているのでしょうか、増えているのでしょうか?
こんな災害がずっと続けば、二十年後の私はとっくに死んでいるのでは?
答えは二十年後に分かるのでしょうが、私は死にたくありません。
なので、不要な照明を消し、なるべく環境を汚さないようにします。
二十年後の世界を見るために。

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「みんなに守られている光」

倉敷市立老松小学校6年 半田晃太郎

   毎年六月、ぼくが楽しみにしていることがあります。
それは、祖母の家の裏の川でホタルを見ることです。
ぼくが、住む地域ではホタルを見ることがないので、
めずらしい生物なので、調べてみることにしました。
調べてみると、ホタルは街灯の届かない静かできれいな水辺を好むと書いてありました。
祖母に話を聞くと、定期的に地域の人がそうじをしていて、ふだんから
ゴミを捨てないという心がけを持って生活しているということを知ることができました。
そのため、水がちゃんときれいでないと、ホタルは来ないということを学びました。
ぼくが、小さいころから楽しみに見ていた景色は決して当たり前ではないことを
知ることができたし、豊かな自然や生物を守るためには人々の工夫や取り組みが必要であり、
それぞれ環境について意識して、生活するのが大切だということが分かりました。
そして川を守るということは水を大切にすることにもつながり、環境問題でSDGsの
「安全な水とトイレを世界中に」にも関係していると感じました。
ぼくが住んでいる町倉敷は、2020年7月に「SDGs未来都市」に選ばれ、
環境問題に取り組んでいると評価されています。
例えば、NPO法人の倉敷町家トラストでは高梁川流域で活動しており、
備中町並みネットワーク活動や、高梁川流域学校などに、協力してもらい、
BeyondSDGsを目指していました。
倉敷市では、倉敷市生活排水対策推進計画を策定し、公共下水道の整備、合併処理浄化槽の
普及や生活排水対策への啓発への取組みを進め、「水と空気と大地がきれいで、常に安全で
おいしい水が届き、安心して暮らすことができるまち」を目指して取り組むと書いてありました。
ぼくは、地域の人が守り続けるホタルの光は、さまざまなきぎょうや、倉敷の自然を大切に
していきたいという協力で、ホタルの光が守り続けられているという事を知ることができました。
環境を守り、人間だけではなく、生き物やこん虫にとっても命の光を大切にしていきたいです。

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「高梁川のカッパ」

倉敷市立琴浦西小学校6年 中上 陽汰

「行ってきまーす!」たかしはそう言い、学校へと走っていった。
通学路の途中、たかしは高梁川を反射的に見る。
「あ…。また、高梁川にごみが流されている。流していいのかな…。おっと!学校に行かなきゃ!」
たかしはそう言い、また走り出す。
ここは六―一のクラス。今日もにぎやかな声がする。
たかしは「ふぅ~。間に合った。」と一言。
「今日も遅刻寸前だったな。」そう言うのは友達で幼なじみの健太だ。
「確かにそうだけど…。」たかしが言うと同時にチャイムが鳴り、全員が一斉に席に座る。
そして、先生が来て授業が始まる。
たかしにとって授業は退屈なもので、手遊びをしてやり過ごした。
帰りの会で先生が宿題を言うのはいつものことだが、今日は変わった宿題だった。
「今日の宿題はSDGsについて調べてもらいます。それをノートにまとめ
明日発表してもらいます。」その宿題に全員が驚いた。
帰り道、健太が「宿題どうする?」と聞いてきた。
たかしが「高梁川について調べてみる?あそこ、カッパがいるうわさがあって、
それをみんなに見せたら人気者になって一石二鳥だし。」と言うと、
健太が「それすごく名案!よし、放課後に高梁川集合な!」
「分かった!」二人はそう言い、家へ帰っていった。
放課後、二人はカメラとノートを持って高梁川に集合した。
二人が今か今かと待っているとそいつは現れた。頭の皿に緑色の肌。カッパだ‼
するとカッパが「お前ら、なーにやってんだ?」と言ってきた。
二人は「宿題で高梁川について調べに来ました。」と一言。
それを聞き、カッパは高梁川について話し出した。
「高梁川は岡山三大河川に入るでっけぇ川だ。その中でも一番でけぇ。
だが、その高梁川が今ピンチになっている。何でだと思う?」
カッパの質問に二人が首をかしげていると、カッパが「お前ら、なーにも知らねぇんだな。」と馬鹿にした。
「高梁川にごみが流されているの、お前も見たろ。あれが問題だ。」
たかしは朝の出来事を思い出した。
カッパは「高梁川にプラスチックごみが捨てられて、それが瀬戸内海に流れてんだ。それを海ごみっていうんだ。」
と説明した。
そして説明を続けた。
「その海ごみによって海が汚されたり、生き物が命を落としたりなどの被害を受けるんだ。
また、漁に使う網も破れちまうんだ。」
「なぁ…。プラスチックなら回収できんじゃねぇのか?」と健太は質問した。
「いや、プラスチックは更に細かいマイクロプラスチックになっちまう。そうなれば回収は困難だ。
だが、ごみを減らすことはできる。考えてみな。」
二人は頭をひねり、「いらないものは買わない。」とたかしが、「ごみは分別する。」と健太が意見を出した。
カッパは「そうそう、そのようなことをやれば安心だ。頑張るんだぞー。」と言い残し、消えていった。
カッパのいた所にはキュウリがあり、二人はキュウリを食べてみた。
キュウリはみずみずしくて、ほんのり甘かった。

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「命の格差」

倉敷市立第四福田小学校6年 藤原 千鶴

だれでも命を持っている。
命のとらえ方は人それぞれ。
葉っぱは水を浴びる事?
ねこは魚を食べる事?
『生』には数えきれないほど読みがある。
「せい」「い」「しょう」。たくさんある。
でも、『死』には一つの読み方しかない。
「し」。
人生も同じ。たくさんの生き方がある。
でもみんな行き着く先は同じ。死んでいく。
自分の命を優先してほかの命をほっといたらいけない。
遊びで虫を殺したり。
海や川にごみを投げたり。
なぜしてしまうのか。
結局人間が一番強いから。
誰かが虫を殺しても誰も怒らない。
注意しない。
なのに、人が人を殺したらつかまる。
動物が人を殺したらその動物が殺される。
生き物に格差があってはいけない。
命に格差があったらいけない。

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「青い惑星が」

倉敷市立老松小学校6年 畝木 暖子

青い   きれいな   惑星
太陽に   光り輝く   すみきった 海
海の中の すいすい 泳ぐ 魚
涼しい   風が   吹く
蝉が   どこかで   鳴いている
いまの地球の   あたりまえ

青いけれど汚れた惑星
塵芥にまみれてしまった海
海の中の袋にからまる魚
暑い日差しが照りつける
蝉も元気をなくしてる
いまの地球の あたりまえ?

億年も
地球はずっと
生きている

いまの地球はびょうきだ
このままじゃ地球は
輝きを失って
こわれてしまう
でもびょうきは
なおすことができるもの

ぼくが
わたしが
なおしてあげる
みんなですればいつかはなおる
それまでは待っててね
ちょっと気長に

ぼくたちは
地球でずっと
生きている

青いきれいな惑星が
ずっとずっとつづきますように

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「地球にやさしい通学」

岡山理科大学附属中学校1年 藤村 明梨

私は、春から電車とバスを使って通学している。
入学前、何度か母と一緒に通学の練習をした。
自分が望んで入学を決めたとはいえ、毎日一時間以上かけて通学すること、
一人で電車やバスに乗ることはとても不安だった。
しかし、何度か通学練習をしたことで、少しずつその不安な気持ちは薄れていった。
これからどんな中学校生活が始まるのだろう。少しワクワクする余裕も生まれた。
そんな風に不安や希望を胸に、春から公共交通機関を使っての通学が始まった。
電車とバスの定期券を、伸びるキーホルダーのついた定期入れをリュックに取り付け、
母と練習した道順を思い出し、同じ制服の仲間の背中を追いながらちゃんと一人で
学校に到着できた時には、とてもうれしい気持ちになった。
すぐに友達もでき、公共交通機関を使っての通学に慣れてきた頃、事件は起きた。
梅雨が明け、日差しが強くなってきた初夏のある日、駅に着いて血の気が引いた。
なんと、定期券が無いのだ。キーホルダーの先が曲がり、定期券があるはずの場所には
何もついていない。このままでは、電車にもバスにも乗れない。そう思い、慌てて母に電話し、
たまたま休みだった父が学校まで送ってくれることになった。
車での通学中、激しい渋滞に何度も巻き込まれ、一時間以上かけてやっと学校に着いたときには、
始業時間ギリギリだった。帰りは、財布を握りしめ、切符を買って帰宅した。
帰宅して、母が交番に問い合わせて定期券を受け取って帰ってくれたこと、
父が帰りにいつもより早めに給油して帰ったことを聞いた。二人に感謝の言葉を伝えた。
翌日から、またいつも通りの日常が始まった。
今まで気にしていなかったが、公共交通機関を使っての通学は、渋滞に巻き込まれて
安定しない到着時間やそれに対する不安などがなく、満員で息苦しい以外は、
単語を覚えたり本を読む時間ができる、とても有意義な通学時間だったと知った。
また、父からいつもより早く給油したと聞いて気付いたが、公共交通機関を使うことにより、
車の利用が減り、二酸化炭素の排出量が減る。
すなわち、地球温暖化防止につながっていると気付いた。
駅に、パークアンドライドと書かれた広告も見付けた。
自動車でなく、公共交通機関を積極的に使うことで、地球温暖化防止の一助となる。
私にもできる活動だと思った。
先日、路線バス無料デーが開催されていた。母を誘って、バスを使って街中まで出かけた。
普段は車で行く道のりをバスから見るのは新鮮だった。母との会話の中で、運転中は
周りの景色を見る余裕がないので、バスに乗るといろいろと発見があるとの話が出た。
母との話も弾んで、ただ買い物をするよりも有意義な時間を過ごすことができた。
中学校に入学して約半年。水が満たされた田んぼ、田植えの時期を越え、
今車窓からは刈入れ前の穂が見える。四季折々の景色を楽しみながら、地球にやさしい通学を続けたい。

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「自然という名のみんなの家」

倉敷市立船穂中学校2年 岡田 琉生

   僕は、自然というのは、家と同じだと思っています。自然があるから植物が増え、動物も増える。
そして、安心して過ごせる。温かさもある。動植物の家、それが自然なのです。人間もそうです。
自然があり、動植物も増える。だから、人間はこうやって生活することができているのです。
自然というのは、地球に生きる、全ての生き物の家なのです。
しかし、人間たちは、そんな家を、破壊しているのです。森林伐採に地球温暖化、水質の悪化、空気の汚染。
みなさん、自然は家なのです。いつも家が暑かったら、どう思いますか?いつも家の
水道が汚かったら、どう思いますか?いつも汚い空気を吸うのは、どう思いますか?嫌ですよね?
しかし、我々は今、それを家に向けてやっているのです。自分で自分の家を汚しているのです。
自分で自分の生活をうばうことになるのです。
つまり、環境破壊は、自分たちの未来を見捨てるようなものなのです。今は良くても、いずれ
限界はきます。そして、人間は食料となる動物の減少などに悩ませられるのです。植物もいっしょです。
植物が減少すると、それを食べる動物が減ります。そうすれば、人間は食料を失ってしまいます。
環境破壊には、何のメリットもありません。デメリットしかありません。それなのに、
なぜ人間は環境破壊をやめないのでしょうか。動植物からしたら、こんなこと、一生許せるわけがないのです。
動植物に支えられてないと生きていけない人間が、動植物の
すみかも命もうばっていく。さらには、自然にまで手を出している。
今頃、地球は泣いているでしょう。何でこんなことをするの、と。
さて、これらの話を踏まえ、人間は、今後どのように自然と関わっていくとよいのでしょうか。
また、どうすれば自然を守っていけるのでしょうか。僕に三つ、考えがあります。
一つ目、ポイ捨てをやめよう。二つ目、再生可能エネルギーを使おう。三つ目、緑を増やそう。
この三つを提案します。ポイ捨てをやめれば、プラスチックが海に流れません。
海洋汚染を解決できます。再生可能エネルギーを使うと、二酸化炭素の排出量が減ります。
地球温暖化、大気汚染の解決につながります。緑を増やすと、植物が増え、動物が増えます。
動植物の絶滅を防ぐことができます。簡単ではないかもしれませんが、ぜひ実行してほしいです。
前にも言った通り、自然は家なのです。汚さず、壊さず、清潔に、この三つが大切です。
人間と動植物が、お互いに支え合って生きていく、そんな世界が、早く実現されることを願います。
みなさんも、できることから始めていきましょう。

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「豊かな海を未来に残すために」

倉敷市立真備東中学校3年 江口 彩花

   私は八月十一日真備復興シンポジウムの司会として参加した。五年前に起こった災害について
思い起こしながら、そして五年たった現状を考えながら話を聞いていた。
真備というこの土地は高梁川や瀬戸内海に近い立地条件だったこともあり、外国との貿易や
人の行きかうのに必要な場所だったようだ。歴史も古く、古墳や記念碑そして祭りなども
多く残っていることを改めて知った。
その重要な川や海だが、最近では海洋汚染が世界で問題となっている。
川などから海へ流れ出した世界のごみの量は年間八百万トンだとあった。
この数字を聞いても想像がつかないが、東京スカイツリーおよそ二百二十二基に相当する重量とあった。
これでも分かりづらいがとても多いことだけは分かる。そのうち毎年二~六万トンのプラスチックごみが
日本から流出していると推計されている。また想像がつかない量だが、先ほどの例えからすると大体
スカイツリー一基分程度になると考える。この広い世界で日本から流れ出しているごみの量はとても
多いことがわかり驚いた。
海に流れ出している大量のごみは長年漂流するとマイクロプラスチックという細かいプラスチック
となり魚がプランクトンだと思って食べるようになる。最近は魚の体内から多くのプラスチックが
発見されたとニュースでよく聞くようになった。影響は魚だけではなく、その魚をまた人間が
食べるのだから、自分たちがしてきたことが何年も時がたち自分たちに返ってくるのだと思った。
「使い捨ての生活」が自分たちは当たり前だと思って生活しているところが多い。
しかし使い捨ての生活はまだそんなに歴史はなく、以前は飲み物や醤油などは瓶を使用し
再度利用されていた。物も個包装されておらず一緒に入っていたものも多かったようだ。
数年前から「マイバッグ」にて買い物で袋をもらわなくなった。
マイバッグが始まった頃にはよく袋を忘れて不便だと感じないものだと思った。
まず中学生の私たちができることは、道や川にごみを捨てないこと、
再利用できるものは何か考えることを個人意識として持つこと。
そしてごみ拾い等積極的に参加することでごみについて考えることができると思う。
この豊かな高梁川を守るためにも、そして豊かな海を未来に残すためにも、環境に対して意識を持ち、
学校でも取り組んでいけるよう、みんなが参加したいという気持ちになれるような企画を生徒会で考え、
実行していきたいと思った。

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「魚になりたい」

倉敷市立西中学校3年 田代 治詩

   僕は人間だけど、魚が大好き。
生まれ変わったら魚になってスイスイ海や池や川の中を泳いでみたい。
いつもそんな夢が叶わないかと思いながら生きている。
そんなある日僕は自分の部屋で魚図鑑を見ながら魚のスケッチをしていた。いつもの日課だ。
その日は夜遅くまでしていたので、ベッドで横になるとすぐに眠ってしまった。
そして不思議な夢を見た。
僕は一人砂浜に立っていた。波がザーザーと打ちよせている。近くで「ピシャ」と音がした魚がはねたのだ。
そしてその魚はこう言った。「君も魚なりたいかい?」
僕は勢いよく何回もうなずいた。すると一瞬目まいがした。目を開けてみるとなんと魚になっていた。
周りにもたくさんの魚がいた。それは今までスケッチで描いてきたお気に入りの魚達だった。
僕はうれしくなってその魚たちの元へと泳ごうとした。しかし中々距離が縮まない。
何故か体が動きづらいし、海面や水中を漂流している様々なものが邪魔になっている。
ふと視界の端に何かが映った。よく見てみるとそれは自分の体に引っかかっていた網だと気づいた。
僕はヒレを動かして外そうとするがなかなか外れない。
どうしようかと周りを見ていると他の魚たちも、同じように引っかかっている。
すると魚が一匹僕に話しかけてきた。
「動きづらいかもしれないけど仕方ないよ」つづけてこう言った。
「私なんてエラに網がからまってずっと息苦しいわよ」
僕は「大丈夫?取ってあげようか?」と言ったが「魚じゃからまった網なんか取れないよ」
さらに「人間はさ、私たちのことも知らないで、好き勝手して海を汚してさ本当に大っ嫌い」
僕は、「でも中には海をきれいにしようと頑張っている人もいるよ」
しかし魚は、「でもそれって一部だけの人間じゃない?海の恩恵を受けているのにもかかわらず。
自分は関係ないとかそんなこと言って、責任逃れしようとしている人だって大勢いるし、
そんなことしておいて、海が好きとか魚が好きとか言っている人間もいるわ」その言葉が僕に刺さった。
僕はゴミを投げ捨てたりはしていないけれど、
海をきれいにする活動をしたことも、しようとしたこともなかったのだ。
しかし僕は言い返そうとして口を開けた。
その瞬間「ジジジ」目覚ましが鳴った。体を起こし、止めようとするが、
シーツが網のようにからまり動きづらい、手でほどいて目覚ましを止め、部屋を見わたす。
今まで見てきた魚が泣いているように見えた。自分が変わらなきゃいけないと、思った。

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「地球温暖化に立ちむかう責任」

倉敷市立西中学校3年 古家 空和

   僕はよく、ニュースを見ます。その中でよく目にするのは地球温暖化のニュースです。
地球温暖化といっても、様々なニュースがあります。インターネットの記事には、
「地球温暖化によって、北海道のコメがおいしくなった。」という肯定的なニュースもありました。
僕が目にした中で、一番驚いたのが「日本の四季がなくなり、夏と冬に二分化される。」というものでした。
「美しい日本の四季がなくなるかもしれない」ということは僕に強烈なインパクトを与えました。
でも、僕は驚きはしましたがそれと同時に、「しょうがない」と思いました。
それが人類の運命だからと考えたからです。その考えの根底にあったのは、
「地球温暖化は止められない」という僕なりの持論があったからです。
地球温暖化は、とてもシビアで、難しい問題です。だから、人類が団結して、取りくむべきだと
考えています。それなのに、人類は協力しようともしていません。それどころか、戦争や紛争を
絶えず行っています。このような状況で、人類史上最難関といっても過言ではない「地球温暖化」
という問題を解決できるでしょうか。僕は無理だと思いました。
だから、「諦めた」ように考えてしまっていたのです。
ある日、そう考えていた僕は、衝撃的なことを耳にしました。
それは、「フランスで熱波によって一万人が死んだ。他にも地球温暖化の影響で様々な病気が
流行している。」という内容でした。僕は思いました。「このままだと人類はほろびてしまう」と。
その日から、僕はエネルギーを大切にしたり、地球環境に配慮した商品を買うように
心がけたりしました。知識をつけて家族と話してみたりしました。
他にも様々なことを実践してみたりしました。
正直、僕一人が行動しても意味がないと思います。日本一国だけが行動しても意味がないとも思います。
それでも、僕は人類の一員として、行動する責任があると思います。
なぜなら、地球温暖化は我々人類が引きおこしたものだからです。改善できる見込みがなくても、
わずかな可能性にかけるべきです。この問題を引きおこした我々は行動するのが道理なのです。
産業を発展させて環境もはかいし、豊かな生活を享受してきた我々には責任があるのです。
僕は、身近なニュースからこの問題を知り、実際に考えてみて、微力ながらも行動してみました。
これを読んでいるみなさんも、この「知る」「考える」「行動する」の三ステップを意識してみてください。
この問題に人類が一丸になって行動できる日を待ちのぞんでいます。

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