2025年度本部 受賞作品

安部龍太郎賞

氏名作品名所属
與那覇 晏理カバマダラとの夏宮古島市立久松小学校4年
(南の島実行委員会)

荻原浩賞

氏名作品名所属
田中 航平二酸化炭素が減るところを目で見たい~きりたんぽ鍋絶滅の危機!?~矢口小学校6年
(おおた実行委員会)

川井郁子賞

氏名作品名所属
江崎 玲伯海と命を守る-水槽飼育体験から学んだこと立教池袋中学校2年
(南の島実行委員会)

田中章義賞

氏名作品名所属
相良 郁海のオバケ鵬翔中学校2年
(都城実行委員会)

彩雲賞

氏名作品名所属
大野 譲士黒湯を守りたい雪谷中学校2年
(おおた実行委員会)

潮出版社賞

氏名作品名所属
冨安 煌紫山の声がきこえるみやま市立瀬高中学校2年
(八女実行委員会)

幻冬舎賞

氏名作品名所属
若狹 草八女茶のみなもと愛媛大学教育学部附属小学校2年
(八女実行委員会)

Activeさんご賞

氏名作品名所属
中川華すてるはずだった野菜がふっ活!もう一度、育てようさい生野菜のちょう戦!立山町立立山中央小学校4年
(富山実行委員会)
尾﨑 史都美しい自然を取り戻した真備について倉敷市立琴浦中学校3年
(高梁川実行委員会)

選考委員会特別賞

氏名作品名所属
國武 梅千代ドイツで学んだ生き物への思いやり八女市立矢部清流学園5年
(八女実行委員会)
西ケ谷 あかり土が教えてくれたこと常葉中学校3年
(静岡実行委員会)
内山 凜なくなりゆく、四季について。北茂安中学校3年
(みやき実行委員会)

奨励賞

氏名作品名所属
小野 正貴伝統と環境を両立させる花火三隈中学校3年
(日田実行委員会)
芳賀 正宗海へ届く、一束の想い輝翔館中等教育学校3年
(八女実行委員会)
横山 葵地球からのすてきなプレゼント大川市立川口小学校4年
(八女実行委員会)
古賀 諒大ぼくにできること柳川市立矢留小学校4年
(八女実行委員会)
萩尾 梨緒那だきしめて広川町立広川中学校1年
(八女実行委員会)
中島 天翔森を感じる八女市立福島小学校6年
(八女実行委員会)
近見 優愛乃ほ、ほ、ほーたる来い八女市立筑南小学校4年
(八女実行委員会)
川口 颯稀砂塵八女学院中学校3年
(八女実行委員会)
奥望帆子水路に移る四季、富山城に響く音富山大学附属中学校1年
(富山実行委員会)
磯辺悠花 溶ける氷が伝えること南砺市立井波中学校3年
(富山実行委員会)
関口 晴仁微生物は世界を救う(かもしれない)大森第六中学校2年
(おおた実行委員会)
中山 楓花道端のビニール袋石川台中学校3年
(おおた実行委員会)
平田 蒼葉来なくなった君たちへ倉敷市立倉敷南小学校6年
(高梁川実行委員会)
緒方 芽生野菜くずが宝物に変わった日鵬翔中学校2年
(都城実行委員会)
新森 美紅こたえさがし鵬翔中学校3年
(都城実行委員会)
新田 和也環境を守るということ鵬翔中学校2年
(都城実行委員会)
東 文孝ぼくはおこっている宮古島市立久松小学校4年
(南の島実行委員会)
櫻田 優衣きれいな道加藤学園暁秀中学校2年
(静岡実行委員会)

安部龍太郎賞

「カバマダラとの夏」

宮古島市立久松小学校4年 與那覇 晏理

  私は、去年の夏、理科の授業で昆虫の勉強をしました。校庭で、たまに見かける、カバマダラというチョウが気になった私は、小さな幼虫を家に持ちかえりました。見た目も、少し気味悪く。クネクネ動くカバマダラの幼虫を見た母は、びっくりしていました。でもなんとか観察することを許してくれて、とうめいなケースの中で観察がスタートしました。
  小さな幼虫だったので、最初、葉っぱを一枚だけ入れました。すると、幼虫は、あっという間に、トウワタの葉を食べてしまいました。
死んだら困ると思い、家の庭にある、色々な葉っぱをケースに入れてみました。しかし、授業で習ったように、カバマダラの幼虫は、他の葉は食べてくれませんでした。「トウワタってどこに生えてるの?」と母に聞くと、「どこにあるのかな?」と言って、とりあえず、家の周辺を探してみることにしました。しかし、トウワタは見つかりません。私と母は、園芸ショップに行き、トウワタが売っていないか聞いてみることにしました。すると、店員さんは、「たまに入荷するけど、今はないね。昔は、宮古でもどこにでもけっこう生えていたけどね。」と話してくれました。私は、なぜ少なくなってしまったのか、不思議に思いました。車の中で、昔の宮古だったら、お店に探しに行かなくても、自然の中に生えていたのかな、トウワタがなかったら、幼虫はどうなるのと不安になりました。自然がたくさんあって、海もきれいだと言われている宮古も、自然が減ってきていると知り、残念に思いました。とりあえず、幼虫を死なせないために、私は、学校で見つけた場所に、葉っぱを取りに行くことにしました。幼虫を見つけた場所から、トウワタの葉を数枚ちぎり、あげると、また驚くスピードで、食べてしまいます。食べて、たくさんフンをして、私は、ケースをきれいにするという日々が続きました。葉っぱ探しも、一つでは大変だったので、妹にも手伝ってもらい、交代でやりました。
そんなある日、幼虫は、なんとサナギになりました。サナギになると、私と妹の葉っぱとりの役目も、しばらく休みです。黄緑色だったサナギの色は、少しずつ黒とオレンジがすけて見える色に、変わっていき、ある朝、ケースの中で、ゆっくりと羽を広げてかわかしている姿を見ることができました。
  私は、一つの命を大切にして、う化させた、うれしさと、チョウの美しさを何度も何度も見て、喜びました。最後は、羽がかわいたのを確認すると、チョウを自然に戻してあげました。元気に飛び回り、卵を産んで、たくさんの人を楽しませてほしいです。そのためには、私たちが、チョウが安心して飛び回れる自然を大切にしていくことも必要だと思います。私も、カバマダラの観察を通じて、少しだけ自然について考えることができました。自分になにができるか、一生けん命考えることができました。

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