2025年度地球さんご賞みやき実行委員会受賞作品

2025年度 「地球さんご賞みやき町作文コンクール」の受賞作品発表します。

受賞作品

みやき地球さんご賞大賞

氏名作品名所属
内山 凜なくなりゆく、四季について。北茂安中学校3年

みやき町長賞【小学生の部】

氏名作品名所属
寺田 陽音どんことぼく北茂安小学校2年

みやき町長賞【中学生の部】

氏名作品名所属
原 愛菜いつまで北茂安中学校1年

みやき教育長賞【小学生の部】

氏名作品名所属
西山 優希海をよくするために、私にできること北茂安小学校6年

みやき教育長賞【中学生の部】

氏名作品名所属
上野 杏奈地球と歩む未来中原中学校1年

SAGA COLLECTIVE賞

氏名作品名所属
橋本 侑奈ろ過と雨水タンクが教えてくれたこと北茂安中学校1年

リサイクルタウン賞

氏名作品名所属
兒坂 憲士郎資源物回収に参加して中原中学校1年

奨励賞

氏名作品名所属
原 環すてられたきけんなごみ北茂安小学校4年
藤吉 優里菜私の好きな町中原中学校1年
佐々木 恵美動物たちの悩み北茂安中学校3年
田中 蘭美今の私たちが「地球とのこれから」をつくる北茂安中学校3年
中島 成美魚の世界北茂安中学校3年
平野 桃果蒼き惑星のアリア北茂安中学校3年
三代 紗也環境問題について北茂安中学校3年
諸永 悠莉たくさんの自然北茂安中学校3年

みやき地球さんご賞大賞

なくなりゆく、四季について。

北茂安中学校3年 内山 凜


  内面的な美しさや優雅さ、純潔。そして新
しい始まり。これは多くの人から愛され親し
まれ、今や日本の象徴とまで言える花。
「桜」の花言葉だ。きっと誰もが一度は目に
したことがあるであろうその淡いピンク色の
花弁は、毎年一定の時期に咲き何年も、何年も受け継がれてきた。しかし、その当たり前は、決して永遠ではないのかもしれない。

  近年、地球温暖化の影響で桜の開花時期は少しずつ早まり、時には私たちの心の準備を追い越してしまう。ほんの数日の差であっても、それは自然の微妙なリズムが乱れている証拠だ。春を知らせるはずの花。それが冬の余韻を残したままほころぶとき、私たちは小さな違和感を抱く。

  桜だけではない。雪が降らない冬。猛暑が続く夏。台風の勢いが年々強まっていくこと。
私たちの暮らしを取り巻く季節の風景は、確実に変化している。子どものころに感じた春の香りや秋の涼しさが、少しずつ記憶の中にしか存在しなくなるとしたら。自然と共に紡がれてきた文化も行事も、静かに姿を変えてしまうだろう。

  それでも桜は、私たちに問いかけているように思う。
「あなたたちは、未来に何を残しますか。」
と。一本の木が何十年、何百年と値を張り続けるように、今を生きる私たちの洗濯もまた、
未来の景色を形づくる。便利さのために使いすぎてしまうエネルギー、捨ててしまう資源の数々。そのひとつひとつを見直すことが、花を守り、巡る季節を守ることにつながるのではないだろうか。

  桜の下で交わされる笑顔や会話は、時代を超えて人を結びつけてきた。その光景をこれからも受け継いでいくために、私たちは小さくとも確かな一歩を重ねていきたい。例えば電気をこまめに消すこと、歩いて出かけること、リサイクルを習慣にすること。そんな些細な行動の積み重ねが、やがて大きな変化を生むと信じたい。

  春の風に舞う花びらは、儚さと同時に再生の力を秘めている。散った後も土に還り、新しい芽を育む養分となる。地球もまた、再びゆたかに息づく力を持っているはずだ。だからこそ私たちは、その力を奪うのではなく、支える存在でありたい。

  桜が咲くたびに思う。これはただの花ではない。人と自然の約束であり、未来への希望の証なのだと思う。もしも百年後、千年後の人々も同じ空の下で花を見上げることができるなら、これほど幸せなことはない。地球温暖化に向き合うということは、その幸せを次の世代に手渡すことなのです。

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みやき町長賞【小学生の部】

どんことぼく

北茂安小学校2年 寺田 陽音


ぼくは川や海でおよぐことがすきです。 
夏休みにかぞくで海と川にたくさん行きました。そこでたくさんの生きものを見つけました。その中でもどんこをつかまえるのがすきです。どんこというのは水がきれいであんしんできるところにすんでいる小さな魚です。
じぶんより小さな虫やえびを食べて川の中の
生きもののバランスをとっています。どんこは大きな魚や鳥のえさになることもあります。
どんこは見た目はじみだけど、川にとってとってもたいせつなやくわりをしています。

  らい年の夏もどんこをつかまえることができるように、きれいな川にすむどんこのためにも、川にごみをすてたりしないようにもってきたごみをもちかえります。おちているごみもいっしょにもってかえります。
小さなことでもみんなでやればどんこをまもることができます。

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みやき町長賞【中学生の部】

いつまで

北茂安中学校1年 原 愛菜


どのくらい海を
さまよったのだろう
人間に
放り出されてから
どれくらいの時を

魚たちは怪訝そうに
見つめている
なぜ海に
いるのだろう

本当の居場所は
ここではない
リサイクルされ
役に立つはずだったのに
なぜ…
こうなってしまったのだろう

間違った一つの行動で
私は
キラキラ光る海
青く澄んだ海
どこまでもつづく海

私が
こわしてしまう
誰か
私を
救ってくれないか

美しい海を
守るため
未来の海を
守るために
そして人間を
守るためにも

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みやき教育長賞【小学生の部】

海をよくするために、私にできること

北茂安小学校6年 西山 優希


  夏休みに、私は家族と三年ぶりに一番家から近い海へ行った。車に乗って行く途中はとても楽しみにしていたが、目的地の海を見た途端、その気持ちはどこかへ行った。その海は、プラスチックの袋やボトル、あきかんなどがところどころ落ちていて、中には海の上をただよっていたものもある。とても悲さんな状況が広がっていた。それを目の当たりにした家族も思っていただろう。たった三年で人はこんなにも海の環境を悪化させるのか、と。

  結局、他のきれいな海の所へ行ったが、私にはあの汚れた海の事が忘れられなかった。あそこのゴミの中には、無意識、あるいは「まあ、こんぐらいいいよね。」と思って捨てられたものもあるかもしれない。私はそんな勝手な思いでゴミを捨てた人が許されなかった。だが私も、あそこのゴミのたった一つでも落としているかもしれない。そう思うと、私は何とも言えないもやもやした気持ちになって、私はあまり海を楽しむことができなかった。

  夕方になり家に帰ると、私はさっそくインターネットで今日見たあの汚れた海のことを調べた。するとウミガメがカラフルなゴミのせいで敵に見つかってしまうこと、魚達の住みかをうばったり、魚達がゴミを食べてしまうことなど色んなことが書いてあった。人がした事はふつう、人に返るべきなのに魚や他の動物にも害を与えている。そんな無惨な光景に私は本当に現実なのかと目を疑った。

  次の日、私はもうこれ以上海の環境を悪化させないために少しでも海を保全しようと思った。まずは海を守るためにやってきた世界の取り組みについて考えたみた。プラスチックの買い物袋が有料になったり、持続可能な開発目標SDGsの目標の一つとして「海の豊かさを守ろう」と書いてあったことなど、色々頭に浮かんだ。それに対して私がやってきたことは…?何も思い浮かばない。世界はプラスチックのゴミを減らそうとしているのに私は何もしておらず、今までほとんど考えてもいなかった。よし今日からでもいいからぜひやろう。そう思った。私にできること…。
必死に考えてみたけれどどうしても思いつかない。そこでお母さんに聞いてみた。すると、「私はマイバックを持さんしたり、ゴミはリサイクルしたりしてゴミをなるべく減らしているよ。」とお母さんは言った。なるほど。私もマイバックを持さんしたりゴミをリサイクルしたりするという方法をやってみよう。

  そういう取り組みを始めて一週間、だんだんその取り組みがくせになってきた。しかも、海を保全していると思うと心が温かくなっていい気持ちになる。これからも、少しでもいいからこういう取り組みをやり続けよう。

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みやき教育長賞【中学生の部】

地球と歩む未来

中原中学校1年 上野 杏奈


  朝、目を覚ますと窓から光が差し込み、夏には、セミの声が聞こえてきます。そんな地球を私たちは毎日、当たり前のように空気を吸い、水を飲み、土の上を歩いています。でも、それがどれほど貴重なのか、普段はあまり意識しません。そんな何気ない毎日のはじまりは、地球からのプレゼントだと思います。太陽の光を浴びた森の緑,生き物たちのにぎやかな声、季節ごとに変わる風景。それらもすべて、地球からの贈りものです。

  ところが、最近ニュースで見るのは、地球が傷ついているという話です。地球の温度がどんどん上がり、北極の氷がとけていたり、異常気象の増加や、海面上昇、食料不足、健康リスクの増大、自然生態系の破壊などが実際におこっています。また、森がどんどん切られていったり、海や川にはプラスチックごみが流れ、たくさんの生き物たちが命を落としてしまっているのです。人間の便利さを追い求める暮らしが、少しずつ地球を苦しめているのです。

  このままでは、私たちの未来も、全ての生き物の未来も、あやうくなってしまいます。私は、そんな地球に対して、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいになります。これからは、地球を大切にするために、できることを少しずつ増やして、行動にうつしていきたいと思いました。例えば、電気を人がいる場所だけつけて、人がいない場所は消して、節電したり、ごみをきちんと分別してリサイクルし、マイボトルを使用したり、買い物に行くときは、必ずエコバックを持っていったり、遠出しないときは、車ではなく自転車で行ったり、どれも小さなことかもしれないけど、自分で考えて、行動にうつしてみる。そんな小さな一歩でも、それが集まれば大きな力になり、大きな変化になります。

  私も、地球と歩む未来を想像して、できることから始めていこうと思いました。地球が笑ってくれるように、これからも自然と全ての生き物を大切にしていきたい。私たちが手を取り合えば、きっと未来は明るい。地球さん、これからは、私たちが守っていく番です。

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SAGA COLLECTIVE賞

ろ過と雨水タンクが教えてくれたこと

北茂安中学校1年 橋本 侑奈


  わたしは、もともと自然にあまり関心がありませんでした。「自然を守ること」や「水を大切にすること」は、なんとなく自分とは遠い世界の話だと思っていました。でもある日、友達にさそわれたことがきっかけで、水や自然への気持ちが大きく変わりました。

  ある日、友達が読んでいたサバイバルの本の話をしてくれました。その本には、自然のものを使ってよごれた水をきれいにする「ろ過」の方法がのっていました。わたしもなんとなく気になって、みんなで一緒にやってみようという話になりました。ペットボトルを切って、そこに小石や砂、キッチンペーパーなどを入れて、家にあるものでろ過装置を作りました。そしてどろ水を土からそっと流してみると、水はすこしずつペットボトルの中を通って下に落ちていきました。よごれて茶色かった水が、すこしずつ透きとおってきたけれど、完全にきれいな水にはなりませんでした。何年も前にやってみたことですが、このことは今でもよく覚えています。そして、わたしはこの実験で、大切なことに気づくことができました。水をきれいにするのは思ったよりずっと難しいということ。そして、わたしたちが何気なく使っている水は、いろいろな工夫と時間をかけて届けられているということです。

  実験をしたあと、わたしはようちえんのころを思いだしました。園の中にはいくつかの大きいタンクがあって、外で遊んだあとに手を洗うときなどでも、その水を使っていました。ただの水道水だと思っていたのですが、ある日先生が
「これは雨水をためて使っているんだよ。」と教えてくれました。自然に特べつな興味があったわけではないけれど、「そんなことができるんだ」とおどろいて、強く心に残るできごとになりました。そのことを改めて考えると、「雨水をためて使う」というのは、自然の力をうまく生活に生かす、とてもすごいアイデアだったんだと気づきました。わたしは知らないうちに、自然の恵みを身の回りで使っていたのです。

  サバイバル本の話、友達との実験、雨水タンクの思い出。それらを思い出したとき、自然はけっして遠い存在ではなく、自分のすぐ近くにあるんだと思えるようになりました。

  これからは、水や自然を当たり前だと思わずに、こまめに蛇口を止める、洗濯はまとめて行うなどの、日常の小さなことにも気を配り、大切にしていきたいです。

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リサイクルタウン賞

資源物回収に参加して

中原中学校1年 兒坂 憲士郎


  僕は小学六年生の頃、子供クラブの行事として地域の資源物回収に参加しました。朝早く集合場所に行くと地域の人や友達が集まっていて、みんなで協力して作業を始めました。家庭から出された新聞や雑誌、段ボールなどを仕分けて、トラックに積み込むのは思った以上に大変でした。特に段ボールは大きさがばらばらで運びにくく、力も必要でした。しかし、一人では運べないような荷物も、声をかけ合って協力すれば簡単に片づけられることに気づきました。

  作業をしているうちに、ゴミだと思っていたものが実は資源として再利用できることを改めて実感しました。例えば、新聞紙や段ボールはリサイクルされてまた新しい紙製品になるし、空き缶は溶かされて再び金属として利用されます。普段はあまり意識していませんでしたが、資源物回収はただゴミを集める活動ではなく、環境を守るために欠かせない活動だと感じました。

  また、環境のことを考えると、資源物回収の意義はさらに大きいと思います。もしこれらをそのままゴミとして焼却してしまえば、たくさんのエネルギーを使い、二酸化炭素も排出されてしまいます。しかし、リサイクルに回せば、資源を節約できるだけでなく、地球温暖化の防止にもつながります。僕一人の作業は小さいものかもしれませんが、多くの人が協力することで、大きな成果になるのだと気づきました。環境問題はニュースなどでよく耳にしますが、直接どうにか出来ることではないように思えていました。しかし、自分の身近な行動が少しずつでも環境保護につながっているのだと気づきました。小さなリサイクルの積み重ねが、資源を守り、地球の未来を支えることになるのだと考えると、普段の生活でももっと意識して行動したいと思うようになりました。

  また、地域の人たちと協力して作業する中で、普段はあまり話す機会のない方とあいさつを交わしたり、ちょっとした会話をしたりできるのもよい経験でした。資源物回収は資源を守るだけでなく、人と人をつなげる大切な活動でもあるのだと思いました。

  今回の参加を通して環境問題や資源の大切さを自分ごととして考えるきっかけになりました。これからは家庭で出るゴミの分別にももっと気をつけたいし、資源物回収などの地域活動にも積極的に参加していきたいと思います。小さな行動でも、みんなで力を合わせれば大きな変化を生み出せることを学びました。

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奨励賞

すてられたきけんなごみ

北茂安小学校4年 原 環


  今年の夏休みに長崎県の高島という島に家族で遊びに行った。そこは、サンゴ、魚、クラゲ、カニ、いろいろな生き物が楽しそうに生きていた。砂はまにも海の中にもごみが落ちていなかった。

  しかし、テレビでほかの海を見たら、海がにごっていて、ごみもたくさん落ちていた。サンゴは、白くなっていて魚は、少なく、そこは、もう魚たちが安心してすめなくなっていて、ぼくは、海がかわいそうだと思った。

  ぼくは、どうしたら海がきれいになってみんなが楽しく生きられるようになるのか考えた。すると、高島のことを思い出した。高島は、ごみが落ちていたら、スタッフや、遊びに来た人もひろうし、ごみすてのルールを守っているからきれいな海になっていると思った。でもテレビで見た海は、スタッフの人たちだけがごみをひろうから大へんで、ごみを全ぶひろうことができないからごみがいっぱいおちていると思った。

  今、ぼくたちができることは、まずごみをふやさない、ぽいすてをしない、ごみをとばさない、ごみがでたら、ふくろにいれて、そのまま持ちかえる。そして海にごみがおちていたら拾うことだと思う。

  ぼくたちが協力してがんばれば、日本全体のどの海もゆたかできれいな海になるから、あきらめないで、ごみをいっぱい拾いたいと思った。

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奨励賞

私の好きな町

中原中学校1年 藤吉 優里菜


  ここは、私の住む町は、山や田畑に囲まれています。通学の途中にある神社は少し高台にあります。この高台の下は大むかしは海岸だったそうです。家のまわりからは、土器が出来て、村があったと言われています。海岸の入江だったので、貝や魚もほうふだったのでしょう。それがだんだんと地球の環境や変動で今のようになりました。春になると草花が咲き出し、やがて青々とした稲穂が夏には水田に広がり、青空に向かって伸びていきます。秋はそれまでの暑さからはだんだんすずしくなって、稲は黄色になり、実がみのるほどにおじぎをします。自然の実りにお礼をしているようです。冬は山からの風がとても強くて寒いけれど、山々がくっきり見えて広々とした景色が見えます。そんな季節を感じることがなんだかこのごろは減って行く気がします。春かなと思ったらすぐ暑くなって今は運動会も5月です。それでも暑くて大変です。暑さはとてもひどくて、楽しい夏休みもあまり外で遊ぶこともできません。とんぼもカエルも暑さでどこに行っても見つからない時があります。それが終ったらある日から急に寒さがやってきて、ほんの少ししか秋を感じることができません。どうしてこのようになったんだろう。何がちがうのかな、何がいけないのだろうか、私は、大人の人たちが一生けんめいに環境を守ろうとして働いている事を知っています。大切な畑や川や森をどうやってゆけばこのまま守ってゆけるか、子供の私たちもいっしょに考えていけないかなと思っています。でもその力がありません。だから環境についてまず教えてもらい、どうしてゆけばいいかから学んでゆきます。そしてどんな小さな事からでも良いので、みんなといっしょに、環境がこれ以上こわれないようにしてゆきたいと思います。

  大切な私の町をいつまでも、自然の豊かなままで守れるようにしていきたいと思います。

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奨励賞

動物たちの悩み

北茂安中学校3年 佐々木 恵美


  ここは、「生物お悩み相談所」。様々な生き物から手紙をもらい、悩みを聞いて一緒に考え、解決します。今日もたくさんのお悩みが届きました。本日はその内容を人間の皆様にも、聞いていただこうと思います。

  一つ目のお手紙は、魚さんからです。「初めまして。僕が住んでいる海はとてもきたないです。人間たちが捨てたビニール袋やおかしの袋、カンやペットボトルが毎日のように流れてきます。僕はこれらのせいで一緒に暮らしている仲間のことが心配です。僕の妹は、最近やっと、自分でえさを見つけて食べるようになりました。間違えてゴミを食べてしまわないかとても不安です。このたくさんの海のゴミをどうにかしてください。」

  これが魚さんからのお悩みです。海に捨てられるゴミの量は年々増加しています。どうしたら海に捨てられるゴミの量が減るでしょうか。ここで二つ目のお手紙を紹介します。

  二つ目は森に棲んでいるリスさんからです。「こんにちは。私たちりすの最近の悩みは、住む場所がどんどんなくなっていることです。住む場所だけではありません。食べるものもなくなってきています。人間が私たちの住む森の木を、どんどん切っているからです。そのため、暮らしが不便になりました。昔のように安心して、安全に暮らせる場所はどこにありますか?もう私たちの居場所はどこにもないのでしょうか。

  これがりすさんからのお悩みです。森林伐採は年々進んでいます。どうすれば森林伐採を止めることができるでしょうか。最後に三つ目のお手紙を紹介します。

  三つ目のお手紙はシロクマさんからです。「こんにちは。僕たちシロクマは北極の氷の上で暮らしています。ところが近年、どんどん氷が溶けています。うわさによると、地球温暖化が進んでいるかららしいです。僕たちは氷の上で狩りをするので、氷は必要不可欠です。さらに、僕たちの主なえさであるアザラシも最近数が減ってきているように感じます。これも地球温暖化が原因ですか?地球温暖化を止めて、僕たちを助けてください。」

  これがシロクマさんからのお手紙です。北極海の海氷は、早ければ二〇三〇年代に完全消滅する可能性があると言われています。早く海氷の減少を止めなければなりません。

  人間のみなさん。三つの手紙を読んでみてどう思いましたか。最近の動物は、人間の行動に対して、多くの悩みを抱えています。これらの悩みは、私たち、生物お悩み相談所だけで解決することはできません。人間のみなさん一人一人が考え、行動を変えることが、動物たちの悩みの解決につながります。これを機に、自分たちの生活を振り返ってみてください。そして変えるべき行動を見つけてください。生き物が安心してくらせる世界を作っていきましょう。

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奨励賞

今の私たちが「地球とのこれから」をつくる

北茂安中学校3年 田中 蘭美


   地球は今、何を思っているのかな?
地球を厳しい環境問題へと追い込んでしまった私達への「怒り?」「悲しみ?」「絶望?」
時代が進んでいくごとに、私たちは何処かで自然に対する「ありがたみ」を忘れ、当たり前のようになっていた。
  今もそう…。もしかしたら、これからも。
  私たちは、魚が捕れることをいいことに、海を荒らし、森林を切り、更には動物の住む場所さえも奪っていった。
  きっとこのこたちには、私たちが自分たちの住む場所を奪い、死に追い込む恐ろしい怪物に見えていたに違いない。そう考えると、私たちの耳には、痛い程に地球からの悲しみや苦痛の声が聞こえてくるような気がする。
  私たちは私たちで、「地球」という星に住む場所、生きる場所を与えてもらっているのだから、地球を厳しい状態に追い込むのではなく、地球を恐ろしい環境問題から救わなければならない。そんな使命があるはずだ。
  地球をこれ以上、悲しみの渕に追い込んではいけない…。追い込もうとしてはいけない。
  それが、私たち「人間」にできる地球への恩返し、精一杯の感謝の仕方なのではないのだろうか。
  今から地球と共に歩んでいく、新しい未来のために…。
  これからの時代を生きるみんなのために。
  私たちは、「他のいつか」ではなく、「今」動かなくてはいけない。
  他の「誰か」ではなく、私たちが変えていかなくてはいけない。きっとそれは、私たち「人間」が一番よくわかっていることではないだろうか。

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奨励賞

魚の世界

北茂安中学校3年 中島 成美


  人間の星地球に雨は降らなくなった。代わりにと言わんばかりに地球にはゴミが降った。
  人と海は昔から互いを助け合って暮らしていた。これからもそうなるはずだったのに。
「そうなればよかったのに。」
  深呼吸をし目の前の景色を眺める。そしてタイヨウの光が届く陸のそばまで行き人間の世界は今日も不無なんだね。」
そう、今日もやっぱり人間の世界は“平和”らしい。ゴミの雨なんて降らず、虫や鳥が元気いっぱいに鳴いている。あともう少しすると海を見に来る人がたくさんやってくるだろう。はたして今日の人間は…
「○○○○!」「!!」そんなことを考えていたら人間がやって来ていた。急いで下まで潜り、また考えた。
  人間にとってこの海はなんなんだろう…。
友達のイルカクンは、人間は海で泳いだり遊ぶために来るって言ってた。クマノミサンは大切な人との思い出を作るためだって…。ウミガメセンセイは、人間にとって海は昔からの宝で美しいものなんだって言ってた。
  もし、本当に人間がそう思っているなら…
「この現実の海を見てどう思うのだろう。」
  少しずつ日は落ち人間達がいなくなっていく、「ほら、やっぱり。」そこには空きカンやペットボトル、たくさんのゴミが落ちていた。
  人間と海はもう互いを助け合うなんて出来ない、ここは人間の星なのだと実感させられる。そんなことを思うと声がした。人間だ…
「○○、○○○○○○○○!」「○○○!」
なにを話しているかは分からないが様子が変だ、変な形の棒と袋を持っている。
「あっ」 思わず声が出た、だって人間が必死にゴミを拾っているから、ビックリしたんだ。それからこのニンゲン達は、たまに海の浜のたくさんのゴミを拾いに、来てくるようになったのだ。
  うれしい。そう思った。ニンゲンの手に心が惹かれた。そしたらニンゲンの少女と目が合った。ゆっくりと少女は僕に近づき腰を下ろすと微笑み口を開いた。
「○○○○○○○○○○○○○○○、○○○○―。」
  私は海が好きだ、美しく鮮やかな海が。でも私の住む町からじゃ海には簡単には行けない。この少年のように海を簡単に救うことはできない、私が海のために出来ることって何だろう。身の回りを常に整え分別や町の環境美化を意識して過ごす。そしたら海も山も川も私達の世界少しずつ少しずつ美しくなるのではないだろうか。
「私は海が大切で大好きな場所なの、だからね…また互いに手をとり合えるように努力するよ。」
  私は微笑みながら宣言した。魚はこちらを少し見つめては深い深い海へ消えていった。

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奨励賞

蒼き惑星のアリア

北茂安中学校3年 平野 桃果


  「私、人魚なんだよね」辺りは朱に染まり墨の如く残る二つの影。私の親友、アリアはにっこりと微笑む。「人魚って…呆れた」私がそう言うと彼女は「嘘じゃないよ!私海に入ったことあるんだ。珊瑚礁だって見たし。」と自慢げに言う。海…それは立ち入り禁止の場所だ。とても熱いので皆入れずに居るのだ。
「入れる訳ないでしょ。」アリアはうつむく。
「私ね、また家族に会いたいの。故郷の珊瑚を見たい…」彼女が涙を流し始める。私は慌てて「行こう!海。」と言った。

  手を繋いで海へ行く。鼓動が早くなる。海は温泉みたいで、波は足を急かすように引っぱる。「首にかけて」渡されたのは錨のネックレス。「かけると人魚になるんだ。私は人間になるけど。」途端に二人は人魚になった。やっぱり人魚だったんだ…水中が息苦しくない・「じゃあ、行こうか」アリアが手を引く。
「私の故郷は珊瑚礁が綺麗でね。お気に入りなの。両親とは疎遠だけど今も大好き!」私は心配だった。海に入れない理由。それを彼女は知っているのだろうか―

  答えは海が教えてくれた。一面真っ白の珊瑚達。人魚、いや魚すらおらず、ゴミが主張激しく漂う。アリアは黙ったままだ。「アリア…もう帰ろう」彼女が笑って振り返る。
「ま、まだ分からないよ!珊瑚だって……ほら!まだ色が付いているもの……」空きカン。
中から、綺麗な鱗が現実を知らせるように、ふわりと出て……「アリア―」「何で…どうして…」アリアの声が震える。ドン‼気づいたら突き飛ばされていた。アリアの顔が歪む。
「……のせいだ…お前らのせいだ‼お前らのせいで海は死んだ‼お前ら人間が身勝手にゴミを捨て‼森を潰して‼挙げ句太陽を怒らせた‼海を殺しておいて呑気に生きやがって‼
私の‼私の‼私の家族を帰してよ……」アリアの顔はくしゃくしゃになっていた。私は立ち上がり、ゆっくりと彼女を抱き締めた。
「何も分かってあげられなくてごめん。私達のせいで貴方の大切なものを沢山壊しちゃった。私達は分かっていながらこの未来を救えなかった。惨めで哀れだ。私…海に行くとき凄く怖かった。でも…貴方の手も震えてた。だから向き合わないといけないって思えた。貴方も前を向いて。失ったもののために。これから得られるもののために。大丈夫、私がついてるから。だから…帰ろうか。」彼女が抱き返した。二人はゆっくりと帰っていった。

    蒼き惑星のアリア
    水の泡となるものと
    地球の悲鳴が何処に在る
    もう戻らない錨
    貴方へ向かって沈んでく
    我らが生まれた星 地球
    蒼く優しく
    今は静かに眠ってく

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奨励賞

環境問題について

北茂安中学校3年 三代 紗也


  私たちが生きている地球には、地球温暖化、海洋汚染、水質汚染、大気汚染、森林破壊といったさまざまな環境問題があります。これらの問題はすべて人間の生活や産業活動によって引き起こされており、放っておくと将来の地球や生き物たちに大きな影響を与えます。
地球温暖化は二酸化炭素などの温室効果ガスが増えることで地球の平均気温が上がる現象です。これにより氷河が溶けたり、異常気象が起こったりしています。私は電気を無駄にしないようにこまめに電気を消すことや、できるだけ公共交通機関を使うようにしています。また、地元でとれた食べ物を選ぶことで、輸送によるCO2の排出お少しでも減らしたいと考えています。
海洋汚染や水質汚染についても深刻です。
ニュースなどで海に流れ出た大量のプラスチックごみが魚やウミガメに被害を与えている映像を見たとき、とてもショックを受けました。ペットボトルやレジ袋を使わずに、マイボトルやエコバッグを持ち歩くようにしたり、ごみの分別をきちんとするように心がけています。家庭で使う洗剤も環境にやさしいものを選ぶことで、水質への影響を減らせると知り、少しずつ取り入れています。

  大気汚染は、車の排気ガスや工場の煙などが原因で、私たちの健康にも悪影響を及ぼします。私は、通学や近くの買い物にはなるべく歩くか自転車を使うようにしています。小さなことでも、みんなが意識すれば空気を守ることにつながると思います。また、植物を育てることにも興味を持ち、家では小さな鉢植えを育てています。緑があると空気もきれいになるような気がして、毎日の水やりが楽しみになりました。

  森林破壊も深刻な問題です。森林はCO2を吸収して酸素を生み出す大切な存在です。私は学校の授業で、世界中で木が大量に伐採されている現状を知り、植林活動の必要性を感じました。それ以来、紙を無駄にしないように意識して使うようになりました。印刷は必要なときだけし、裏紙もメモ帳として再利用しています。

  一方で、自然の中で過ごすことは私にとって楽しい経験です。家族でキャンプに行ったとき、森の中の静けさや、夜空に広がる星空の美しさに感動しました。川のせせらぎや鳥の鳴き声を聞いていると、自然が生きていることを実感します。登山に行ったときには、頂上から見下ろした広大な景色に心を打たれ、自然の偉大さとそれを守る大切さを強く感じました。

  これからも環境問題についてもっと学び、自分にできることを増やしていきたいです。自然を大切にする心を忘れずに、一人ひとりが小さな行動を積み重ねていくことが、地球を守る第一歩だと思います。そして、未来の世代にも美しい地球を残せるよう、日々の生活で出来ることを続けていきたいです・

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奨励賞

たくさんの自然

北茂安中学校3年 諸永 悠莉


  私は地球の自然のことで楽しかったことがいくつかあります。

  一つ目は、夏の海です。私は、夏休みにおばあちゃんの家に行ったとき、よく海に行きます。泳げないですが見ているだけでもとても楽しいです。とくに晴れのときはすごく青くてきれいです。くもりだと残念ですが、その色もけっこう好きです。海にはだいたい昼か朝にしか行ってないので、夕方や夜の海は写真でしか見たことないけど、きっときれいだと思います。最近ニュースなどでゴミでいっぱいな海の写真を見ます。きれいな海を維持することは大変なんだろうなと思います。

  二つ目は、植物です。これもまた、見るだけで楽しい気分になるものです。花は、とくに色鮮やかなものが多く、花畑などに行くと目の前いっぱいにきれいな景色が広がりとても幸せな気分になります。他にも小学生のとき通学路に生えてた小さな花も一つ一つきれいでした。きれいなだけでなく踏まれても枯れたり弱ったりしない、そういう強い花もあると知ってカッコいいなと思いました。花以外にも畑や木などが家の近くにはたくさんあります。外出して帰ってくるとき、畑を見てると帰ってきたなと実感できます。木は、暑い夏に日かげになるのでよくそこで休んでいました。今の季節、虫が増えてきています。私は、虫が苦手ですが、植物に近付くとだいたい名前も知らない虫に会ってしまいます。たまに服などについてヒィとなることがあります。私に害がない虫まで傷つけるのは違うと思いますが、つぶしていまいます。

  三つ目は空です。私はスマホを買ってもらってからよく空を写真にとるようになりました。それくらいにれいなんです。とくに夕方に見れるときがあるピンクと水色がまざったような空が好きです。それから雲を見ることも好きです。雲の写真をとって、それにスマホで線を描いて何かの形にすることがけっこう楽しいです。前にとった写真で雲の裏に太陽があって雲からパァーって光が出てる感じだったんですが、それがけっこう気に入ってます。

  このようなことが今までありました。とても楽しくて良い思い出です。これからもこのきれいな自然を見続けるために、小さなことでもできることはしていきたいです。そして将来この地球の自然を見て、楽しかった思い出を思い出すことができたら素敵だなと思います。

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